橋本倫史と平民金子がぽつぽつ語る会

朝起きて、持って行く資料の整理というかリュックや袋に詰める作業をしていたらかなり時間がかかって（橋本さんを見て思ったけどこういう時はスーツケースにすればよかった）開場20分くらい前のギリギリに着いてしまう。

今日しゃべった事、考えた事、見た風景はこれからゆっくり考えていくとして、最初からわかっていた事だけどこれは書いておこう。

私は今日「わからないものには触れない」ていう姿勢で通したけど（「わかる」てなんや、ていう問題はとりあえず置いといて）橋本さんにとって大きな存在のひとつがマームとジプシーで、ここが自分は現時点でまったくわかっていない（ひつこいけど「わかる」てなんや、ていう問題はとりあえず置いといて）。こればかりは付け焼き刃の知識で何か言う話でもないから、結局この部分の話は何も……できない……。

あと私はさんざん『月刊ドライブイン』（書籍『ドライブイン探訪』）についてしゃべったけれど、この作品の根っこっていうか、この作品の始まりにあるのはZAZEN BOYSの存在で、私は向井秀徳の音楽や言葉をなんでやねんてくらいに全然通ってなくて、この部分もまったく、なんていうかあれやな、『月刊ドライブイン』についてべらべらしゃべっているにも関わらず、話を根っこからは引き出せていないっていうか……。

これはわかっていた事だけれど、あらためて思った。
ものすごく反省だけど、反省って次に活かしたいっていう意志でもあるから、もし次があったら、さらに良くなると思う。
今日はすばらしい時間だった。

なんせ時間が長かったので引き出しがたくさんあった方が良いと思い、持てるぶんだけの資料を持ちテーブルに置きました。中身は以下。

『水納島再訪』
『東京の古本屋』
『市場界隈』
『ドライブイン探訪』
月刊ドライブイン1〜12
不忍界隈1〜6
まちぐゎーひと巡り（記事を印刷したもの）
『HB』vol.5
『hb paper』vol.001、003
『まえのひを再訪する』

『群像』2021年5月号
宮沢賢治万華鏡
岩田宏詩集
今日マチ子『COCOON』
ヴィム・ヴェンダース『かつて』
文學界2021年6月号
友部正人『ちんちくりん』
『MONKEY』vol.23
平民金子メルカリ日記全巻
松本零士『銀河鉄道999』4巻

橋本さんと、当日ずっとつきあってサポートしてくれたナディスト慈憲一さんに感謝しています。みんなで川に行ってタカラダニも見れたし、最高の景色でした。