素人でもできる特許取得への道 その2
特許取得への道 その2
『あ!これいいかも!』
ある日突然に、特許にいいアイデアを思いついたとして、
さて。どうしたのでしょうか。。。
私も全くわかりませんでした。
なので、仕事のできる友達に電話してみます。
『こんなの思いついたんだけど、どうかな。特許取れる気がするの』
※ここで、とっても大事な注意点※
この場合の『友達』はとってもとっても大事です。なぜなら、特許とは思いついた人や日が大事なのではなく、特許出願した日が大事であり、誰かに話して、その相手がアイデアを盗み、先に出願してしまったら、どんなに不服を申し立てても、それは先に出した人の権利となります。
なので、思いついたアイデアを話す相手は信頼できる人を選びましょう。
この友達はとても仕事のできる人で、会社も意匠登録などを持っていたのです。
彼女はこう言いました。
『Amazon、楽天でピアスホルダーを検索して、そこに思いついたものと同じものが無ければ、世界中にないと思って大丈夫かと。』
なるほど〜〜ー
早速、検索。
ずっとスクロールを続けても、私の思いついたアイデアのピアスホルダーは出てこない。
ない!ないよ!全然、出てこない!
なら、次にすることは、弁理士さんへの電話です。特許や商標登録は弁護士さんではなく、弁理士さんがやる仕事です。
とある弁理士事務所へ電話。
結論。『特許は提出するだけで50万円。成功したら100万円です。』
いや。無理。
商品になるかどうかもわからないものに。売れる保証もないものに100万円とか無理。
えーーーどうしよう。
となり、ネットで『特許』『自分で出す』と打ち込むと、結構『自分でやる』『自分でできる』と出てきます。
あ。そうなんだ。自分でやればいいのか。
と妙に納得して、では、次は本屋だ!と。
しかし、大きな本屋さんを数件まわりましたが、ないんです。素人のための指南書が。
ちなみに当時と違うとは思いますが、現在(令和5年10月)のAmazonで『特許』を検索すると
こんなのばっかりです。
玄人さん向け。わかってる人向け。
ネットも『書ける』とは書いてるけど、具体的にどうするのかは書いてない。
そこからは、ずっとネットを見る日々。まだYouTubeを見るという事も分からず、その頃、YouTubeってあったのかなぁ。。
今みたいに、なんでも『YouTube先生』が教えてくれる事が浸透してなかったので、とにかく私は知りませんでした。
まだ自分のパソコンも持ってなくて、ひたすらiPadを見る日々。
とりあえず、特許庁ってあるんだ。
どんどん見てると、ある日
特許は別名『知的財産』なる呼び方がある事を知り、『知的財産総合センター』のホームページを発見。
なんと!無料で弁理士さんが色々教えてくれるという夢のような施設を発見したのです!
続く。。