見出し画像

IELTSテスト(Academic)とは??

まずIELTSについてです。日本ではTOEICが有名ですがオーストラリアや他の英語圏では全くもって知られていませんし、TOEICの点数を持っていても何の役にも立ちません。

オーストラリアではIELTSが基本的に一番信頼性の高い英語の公式の証明になるテストの一つになります。学校(TAFEや大学)の場合、永住権の申請時、オーストラリアの市民権を得たい場合などの公式書類として扱われてます。

英検のようにレベルわけされているわけではないので、英語力のある人ひとからない人まで同じ試験を受けます。

IELTSには2種類のタイプがあります。

・GENERAL 

・ACADEMIC(paper or computer delivered= 大学や専門学校に行きたいときにはこちらが必要になります。 留学される方はどちらの試験を受ける必要があるか確認してから勉強してください。 GENERAL とはWriting とReadingのテストが違うので勉強するものが変わってきてしまいます。 SpeakingとListeningは共通テストなのでこちらは同じものを受けることになります。以前は紙だけのテストでしたが、最近はコンピューター上でも同じテストが受けられるので、得意な方を選んだ方が良いです。

採点は最高 9.0

                  Beginner level     (CEFR A1)

                  Elementaryevel     (CEFR A2)

4.0 ~ 5.0 = Pre Intermediate level     (CEFR B1)

5.0 ~ 6.5 = Intermediate level  (CEFR B2) ← 目指すはこのlevelです。

7.0 ~ 8.0 = Upper intermediate (CEFR C1)

8.5 ~ 9.0 = Advanced (CEFR C2)


構成は4科目です。

Writing, Speaking,  Listening,  Readingの4つです。

進学する際は全ての点数の平均点(Overall) と 各科目の点数に気を付ける必要があります。

例えば、 Overall Band 5.5以上 各科目 Band 5.0 以上が必要な場合

◎ Overall Band 5.5  S Band 6.0,  L Band 5.0,  R Band 6.0, W Band 5.0

✖  Overall Band 5.5  S Band 6.0   L Band 5.5,  R Band 6.0,  W Band 4.5

もちろん、OverallはBand 5.5がマストです。 また、1つの科目でもBand 5.0を下回ってしまうと、進学できなくなってしまいますので気をつけてください。


  よく言われているのは

SPEAKING =  スコアが取りやすい

LISTENING = 二番目にスコアが取りやすい

READING = 三番目にスコアが取りやすい

WRITING = 一番スコアを取るのが難しい

あくまで得意・不得意があるので人それぞれです。

一般的にはWritingが一番難しく、良いスコアが取りにくいと言われます。 

Speakingに自信があるかたはSpeakingはそこまで難しくないです。Speakingには3パートに分かれているのですべてにパートでの練習が必要になります。内容は別の記事に書きますのでそちらを見ていただけたらと思います。  もし、Band 5.0を目指しているとすれば英語のクラスでいうとintermediateの間のレベルがあれば取得可能だと思います。

 ListningやReadingは穴埋めもあるのでマークシート形式になれていると厳しいと思います。 穴埋めが多いのでまぐれでスコアを上げるのはほぼムリです。だからこそ、あなたの英語力がしっかり分かります。なのでしっかりとした基礎力が必要です。

問題はWritingです。Writingは2種類のエッセイを書かなくてはならないので書き方を覚える必要があります。また、最低文字と1時間の制限もあるので書く前にプランを立てて書き始める必要があります。 

IELTSに興味はあるがよくわからない人は上のテキストをがいいと思います。少し古いですが、基本は変わっていないと思うので質問の形式を学ぶには役に立つと思います。ただ、僕が使ったときに感じたのはReadingの文は本番の試験問題と比較して少し簡単に感じたので、そこについては注意が必要です。

ただ英語の基礎が低い方にとっては当然難しいと思うので、少し上のレベルに挑戦したい方には良い練習になると思います。

いいなと思ったら応援しよう!