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愛しすぎてしまったことは 後悔してもしきれないし しすぎることはいいことなのかも なんて哲学も生まれてしまうかも なんてことはずっと先の話かも そんなこととは今は無縁 楽しかったことは意味のないこと だから最後はせめて 汚いものを見るような目で 「さようなら」
1つであることよりも 2つでないことをよしとして 離れた隙間のいびつなラインを こじつけるように浴びせ付ける 綻びというかもともと 結びついてなんてなかったとか
何も知らない方がずっと好き そんなことをしれっと言いながら 四方山話は尽きることなく あなたをどんどん取り込んでいく うるさいBGMはジャズばかりで 私たちの会話を止める気がない さらなる深みにハマりこめども 晴れない霧の正体は掴めず 多くなる欠伸と失速する笑みたちが 早すぎる始発の連結部分を揺らす