アンチ「置かれた場所で咲きなさい」のすすめ
今日は出張先のボツワナで、
他社のおじさんから
励ましてもらったときのお話を
おすそ分けしたいと思います。
仕事との向き合い方や
活躍する人のスタイル(信長・秀吉・家康)
悩みとの付き合い方について
一通りお話ししていただいたあと、
おじさんは言いました。
「あのね、何か物事を進めるには冒険は必須なんだよ。だけど、最近は冒険しない奴が多すぎて逆に仕事が進まない。冒険して何か結果を得た奴は、運がよかったんじゃなくて実力なんだよ。それがわからない奴はそもそも実力がないんだ」
「人が輝くとき、半分はその人の努力だろう。だけど、あと半分は自分自身じゃなくて、どこで輝くか選ぶことなんだよ。自分の輝ける場所を探すのは実力なんだよ」
石の上にも三年、ってよく聞きますし
かつてのベストセラー
『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子著・幻冬舎)
https://www.amazon.co.jp/dp/4344021746/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_HT6JTVPVCVDRMPKND59M
という本(←あまり内容を覚えていないのですが、読んだ当時は納得していた)のタイトルと真逆で衝撃でした。
どちらが正解というわけではないけれど、
「置かれた場所で咲く」を
すぐタイトルを思い出す程度には
信じていたわたしには衝撃でした。
仕事で冒険するなんて
考えただけでもキリキリしてしまう自分を
鈍器で殴られたような衝撃。
おじさんは何度か転職されていますが、
「今の仕事が嫌になったから」ではなく
「もっと気になる仕事ができたから」
で挑戦してきたそうです。
(例えで、「もっと好きな人ができたから」って言ってた笑)
そして「もっと気になる仕事」と出会うコツは
「自分の好き」や「自分のやりたい」に
素直に・敏感になること。
そのためには
・若い頃は考えすぎると進みが遅くなる
・1点集中でいい
・どれだけいい仕事ができるか
・何より、自分自身への誠実さ
が大事、とのこと。
(※このあたりの感覚は「置かれた場所で咲きなさい」なのかもしれない)
「苦労も悩みも絶対的なものだから、等身大でいい。自分との戦いだから頑張りな。世の中は考え方、持って行き方だから、苦労や悩みもいつか徳にできるよ」
「人生には勝負どころが3回あると思ってて、花村さんは年齢的にも経験的にも今2回目だと思うよ。5年後10年後に振り返ってみたときに後悔しないように、『もう一人の(内なる)自分』のために、今、自分が意思決定していくんだよ」
そして、ネルソン・マンデラさんが獄中で
支えにしたともいわれている
詩の一遍を教えてくれました。
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I am the master of my fate.
I am the captain of my soul.
(William Ernest Henley『Invictus』より)
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訳:私が我が運命の支配者、私が我が魂の指揮官なのだ
このころなんとなく
守りに入っている自分
挑戦しないことを選ぼうとしている自分
やる気のない自分
にもやついていたのを
見透かされたかのように
わたしにとって必要な言葉を
かけていただいた気がします。
仕事が楽しくないとか
やる気が出ないとか
そんなの言い訳で
仕事を楽しくするのも
やる気を出すのも自分
自分は自分の運命に
責任を持つし、持てる。
と、今日はおじさんから花村への
エールのご紹介でしたが、
もし、縁あってこのnoteを
読んでくださったあなたにも
何か響くところがあったなら
嬉しいです。
みほ