アフリカ事件簿 #10 ～アフリカでは時間が３倍かかると言われていたけど～
このnoteは、下記のマガジンで不定期連載中です。
学生時代に共同研究の出張で初めて「ナミビア」という国に行ったときのこと。
初めてのアフリカ、初めてのナミビア。
楽しみ半分、不安半分、やる気は十分。
出張中に現地でやることを書きだして、大体これくらいの日数がかかるかな～と見積もって、スケジュールを立てていたところ、ナミビア経験のある先輩から一言。
「その見込みの３倍、時間がかかると思った方がいいよ」
？？？
言われたことの真意はわかっていなかったけれど、何せ初めてのナミビア。先輩の言うことならば受けとめよう！と、日本なら７日間あれば十分なタスクに対して、その３倍の２１日間という出張スケジュールにした。
現地についてみて、現地の人と一緒に仕事を進めてみると・・・
本当に３倍時間がかかる。
まず、移動。
ナミビア国内のとある大学構内の移動なのに、車移動。
遠い！広い！！
次に、鍵。
開けたい部屋やフェンスの鍵を探すのに早くて半日。長ければ1日以上。
（それでも出てくるんだからすごいな、と思うけれど）
気分は、鍵を探して幾星霜。
そして、人。共同研究者との待ち合わせについては次のnoteで・・・
予定どおり、わたしのタスクは２１日間でギリギリ達成したのであるが、初めてのアフリカで「アフリカ時間」の洗礼を受けたのであった。
ある意味、ここでわたしの「アフリカ観」が養われたともいえるが、まだまだ彼らはわたしの予想を超えてくるのであった。
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