アフリカ事件簿 #23 ~コラム:アフリカに行く飛行機のこと~
このnoteは、下記のマガジンで不定期連載中です。
ここまでアフリカで出会った
代表的な(?)事件を紹介してきたが、
本noteではアフリカに行く飛行機のことを紹介したいと思う。
アフリカに行くには様々な経路があるが、
わたしがよく出没する「ボツワナ」という国をはじめとした
南部アフリカの国々へは、ハブ空港となる南アフリカ共和国の
ヨハネスブルグ
を経由していくことが一般的であった。
※日本からヨハネスブルグに行くには、
香港経由、ドーハ経由、ドバイ経由、シンガポール経由など
これまた様々な行き方がある。
しかし、コロナ禍の影響もあり運休便が増える中で、
急に存在感を発揮してきた航空会社がある。
それが、
エチオピア航空
である。
安倍元首相がエチオピアを訪れた際に
日本―エチオピアの直行便を
増やしてくれたとかキープしてくれたとか(ありがとうございます)
※直行便と言いながら、韓国の仁川(インチョン)空港で
乗り換えばりに荷物持って降ろされて
手荷物検査もします!(苦笑)
また、エチオピアからボツワナの首都ハボロネまでも
(時々ジンバブエの「ビクトリアの滝」空港を
経由することがありながらも)
直行便があるのだ。
さらに特筆すべきは、エチオピア空港は
刻んでくる
というところである。
日本~エチオピア~ボツワナの
エチオピアでの乗り継ぎ時間は45分。
※これは、ある旅行代理店さん基準では
航空券を発券できるギリギリの乗り継ぎ時間らしい
飛行機の乗り継ぎでは、
電車のように反対ホームの電車に飛び乗ることはできない。
一度降機し、(空港によってはバスで移動して)建物内に入り、
手荷物検査(国によってはパスポートコントロール)を受けて、
(空港によっては空港内を電車で移動して)搭乗ゲートに並び、
投機する、というステップが必要である。
日本~エチオピア~ボツワナの
エチオピでの乗り継ぎ時間45分は、
まさに時間との戦いと言えよう。
様々な理由による、
飛行機自体の出発時刻の遅れが
命取りとなる。
最近だと、ボツワナから日本に帰国する際に
ボツワナ~エチオピア間の飛行機が遅れ、
エチオピアに降り立ったときには既に
エチオピア~日本間の飛行機の搭乗開始時刻。
優先して早く飛行機から降ろしてもらえないかと周りを見渡したら、
他のお客さんもわたしより5分か10分余裕があるだけで、みんな急ぎ。
エチオピア航空、刻んでくる・・・!
ちなみにそのときは、飛行機から降ろされて
みんなと同じバスに乗って空港の建物に入り、
手荷物検査上が込み合っていたので
「わたし急いでるの!!!」と騒いで
案内された手荷物検査場で
怒涛のごとく荷物をベルトコンベアーに投げ込み
走りに走って搭乗口に到着したのが最終案内
(これ以上遅れたら乗せませんよ)の時刻。
わたしはエチオピア空港で無事に乗り継ぐたびに、
トライアスロンをやりとげた選手のような
気持ちになってしまう(やりとげたことはないが)。
少なくとも、フルマラソンを完走したときよりも
走れた気がしてならないし、スリルと達成感がある。
また、わたしが1度体験したことがあるのは
さらに時間がやばいとき。
飛行機を降機したところでバスに乗せられて、
そのまま次の飛行機の目の前に(空港の建物の中にも入らず)
連れて行かれたことがある。
空港の建物内でお手洗いに行きたいと思っていたので
寝耳に水(?)であった。
これだけギリギリであるにも関わらず、
わたしの周りでエチオピア航空のトラブルが
1件のロストバゲージ(荷物紛失)だけ、
というのが驚異的である。
あんなにみんなギリギリで焦って走っているのに、
未だに人は誰も乗り遅れていないのだ(!!!)
そうはいっても、毎回
「今回こそ、ついに飛行機乗り遅れるかも・・・」
と思いながら出張するのは心臓には悪いので、
あと2回のボツワナ渡航でどの航空会社を使うかはまだ悩み中である。
★ちなみにわたしはまだ
プライベートでアフリカを訪問したことはありませんが、
もし行くならGoogleフライトやスカイスキャナーで
検索して予約すると思います^^
※この記事は2024年5月時点での(適当な)わたしの主観に基づきますので、ご注意ください!
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