五月三十日。『EPICソニーの80年代を信じる心いつまでもナイト』
『EPICソニーの80年代を信じる心いつまでもナイト』に参加した。
心が震えるってこういうことよね…ほんと…
14歳の頃に聞いていた音楽が人生に大きく影響するという説があるけど、まさに私の14歳はEPICソニー色!バンドブームに飲み込まれていく私には無骨でワイルドなバンドと都会的でおしゃれなバンドのどちらも魅力的だったけど、田舎娘の私はやっぱりEPICソニーのシャレオツに憧れた!だってジャケットを着て歌うロックですよ、大人の垢抜けた恋愛を歌った歌詞も中学生女子にはたまらない訳で。
「そして、僕は途方に暮れる」の見慣れない服を着て出ていく部屋も絶対コンクリ打ちっぱなしの壁、黒のパイプベッド、ガラスのテーブル、見慣れない服もDCブランドだろ?なんて想像していた。
で、今回のイベントで衝撃的だったのが大江千里さんの素敵さ!当時私の周りには千ちゃんファンで溢れていた。母親も妹も大ファンだった。まず最初に聞き出したのは母親で車でよく「十人十色」が流れていた。妹は写真集も買っていた。ただ私はそこまでのファンではなかった。と言っても、アルバムはよく聞いていた。「未成年」「olympic」「1234」は本当によく聞いた。やっぱりその後の「Sloppy Joe」を一番聞いたかもしれないけど。
なので、もちろん「Rein」だって知っています。秦基博さんなどにもカバーされている名曲です。
でも、今夜改めて聞いたら本当に沁みたーー。
歌詞を改めてきちんと聞いて、また驚いた。
こんな赤裸々なこと、書いていいの??
だって、"あの"顔で「雑に抱きしめる」とか「自分の激しさを隠せない」とか、いやいやいやいや、ちょっと待って、も、も、も、萌えが過ぎる、、、
ナンシー関さんがコラムに書いていた「娘がお付き合いしている人だと紹介したら親が安心する人」という大江千里さん評。確かにその通りと思う反面、ただの好青年じゃないなと思ったのが「笑っていいとも!」に出演された時ご両親がお笑い好きで兄である自分は千里、妹の名前は万里だと話されていたこと。絶対藤井寺のおもしろ家族じゃん!シティボーイに見えるけどコッテコテの関西人じゃん!ととても好感を持った。
実は若い頃よりも今の方が雰囲気も見た目も私は好みだったりする。声も少し太くなってすごく色気がある。
当時は私も子どもだったなぁ。優しく繊細な好青年の中に潜む激しさや熱さまで感じとれなかったんだから。
大人になっていいことのひとつは、その人の持つ魅力を深く深く感じることが出来るようになることかもしれない。
今日のイベントをきっかけに、また私のEPICソニー熱が間違いなく再燃するぞ。こりゃ、大変だ!