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2月22日(にゃん・にゃん・にゃん)はネコの日

2月22日は、2の数字が3つ並んで「にゃん・にゃん・にゃん」で、ネコの日なのだそうです。

私もネコを3匹飼っているのですが、ネコたちからは日々の癒しをもらっています。
仕事上のストレスは多めにありますが、家庭でネコたちとも触れている時間は、そうしたストレスを和らげることができ、とても安逸な時間を過ごせています。

我が家のネコたち

そんなネコの日にちなんで、21日(金)の日経MJ1面には、「ネコの寿命30年にヒト奮闘」というタイトルで、ネコ好きには気になる記事が紹介されていました。
日本国内には私だけではなく、ネコ好きはたくさんいます。
ネコが飼われている数は900万匹を突破した、というデータもあるようです。

そんなネコ好きの願いの一つは、大好きなネコと少しでも長く一緒にいたい、というもの。
人生100年時代と言われるほど、ヒトの平均寿命が伸びている中、ネコの寿命は16〜25歳と言われます。
そんな状況の中、ネコの寿命を伸ばすための研究が行われています。
そうした研究の目標は現在の平均寿命の約2倍にあたる30歳。
これは人間換算で136歳くらいとのこと。
人間換算にすると過剰な年齢のようにも見えますが、今のネコなら可能だろうということで研究が続けられているのが現状のようです。

日経MJより

そうした寿命を長くする方法の一つとして、ネコの腎臓病対策が研究されています。
腎臓病は、「ネコの宿命」とまで言わるくらい、ネコに発症することが非常に多い病気です。
ただ、なぜネコが腎臓を病むことが多いのか、理由については明快にわかってきませんでした。

そうした中で、東京新宿にあるAIM医学研究所の宮崎所長が猫に腎不全が多いのは、血液中にあるAIM(Apotosis Inhibitor of macrophage)というタンパク質が腎機能低下時に作用しないことを発見しました。
このAIMは、免疫細胞が体内の老廃物を除去するときの目印になるものですが、これが働かなくなると、老廃物が処分できずに溜まってしまいます。
それにより、腎機能の低下につながることが判明しました。
そこで、腎障害をネコに対してAIMを投与することにより、腎不全が慢性化するリスクを抑えられ、ネコの健康寿命を長くできる可能性がある、というのが宮崎所長の研究です。

このAIMを利用した薬については、コロナ禍で研究費が打ち切られてしまった経緯もありましたが、愛猫家から寄付を募ったところ、約3億円もの寄付金が集まったと言います。
宮崎所長は、その背景に、「うちの仔は間に合わなかったけど、他のネコちゃんが元気になれば…」といったコメントもあったことを受けて、「ネコ好きは自分の家の猫だけでなく、すべてのネコを愛しているのだと思った」と語っています。

日経MJより

それ以外にも、ネコが元気で長生きするためにビッグデータを使って食事を管理したり、不調の兆しを捉えるようなサービスを検討したり、トイレ利用状況からご飯をオーダーメイドしたり、といったサービスが増えてきており、ネコの長寿化に向けての動きが活発化しています。

加えて、この日の日経MJには、様々なところにネコの記事が掲載されていました。
例えば、「ネコに安全な花を定期配送」と題してネコハナの紹介、
「ネコに快適な家、高まる関心」と題して、ストレスをためない環境を提供するサービスの紹介、
「塩分少ニャ〜いネコ用おやつ」と題して、はごろもフーズが発売した「舌福(ぜっぷく)」の紹介、
ネコの名前ランキングの紹介、
などなど。

日経MJより
日経MJより

私自身、ネコと過ごすようになって、気持ちが安らぐ時間が新たにできました。
一匹一匹、性格も違いますし、甘えん坊でありながら身勝手でもあり、何かあれば懐いてもくれます。
そんな愛らしいネコと一緒にいたい気持ち、私はとてもよくわかります。
末長く、一緒に暮らしたいなぁ。

我が家のネコたちとコタツ

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