#32｢もう限界｣なんて死んでも言えない

悲報です。
3月下旬に控えた新潟への帰省がなくなりそうです。
家族にも、地元の友だちにも、会いたい。
会いたい人も沢山いるし、新潟という街にも会いたい。
でも、家族には仕事がある。
周りからの目もある。
新潟から愛知まで。
僕には免許もなければ50近くになる両親には体力と高スペックな車もない。
ましてや母親は高速道路を走れない。
｢これで最後になるかもしれない｣
そう思っているから新潟に帰りたい。
それに加えて精神的にもかなり辛い。
周りが地元へ帰っている。
｢自分も帰りたい｣
そんな気持ちがもっと精神的な辛さに拍車を駆ける。

それでも家族に心配かけてはいけない。
思い返しても親に本音を話したことがなければ本心すら見せたことがない。
だから毎回強がって｢大丈夫だよ｣と言う。
｢もう限界｣と言うタイミングがない。
そんなことを言うときは死に際だけだろう。

ここなら誰も知らない。
誰も迷惑をかけない。
SOSだって届きやしない。

だからここだけでも｢もう限界｣と吐かせて。