死にかけた

先日、思った以上にいろんな食べ物のアレルギーがあることが判明したが、
認識していなかったこともあり、
実際症状が出ていたにも関わらず気づいていないものがあった。

症状に関しても、
何かしらの症状が出ていたとしても
それがアレルギーの症状だとわからず、症状が軽ければ、
それがアレルギーだと気づくのはかなり難しいのではないかと。
実際に自分がそうだったので、そんな気がする。

私が現在認識しているだけで、
サクランボは確実に口の中が痒くなるし、
疲れがたまっていたり体調があまりよくないと、
桃でも同じ症状が出てしまう。
サクランボに関しては、口の中が痒いというか
イガイガするという感覚は昔からあったが、
サクランボはそういうものなんだと勝手に思っていた。
アレルギーなんて概念が当時はまだなかったし、
そんなことが言われ始めてからも
自分には関係がないことと思っていた。
今までは全然問題なかった桃で同じ症状が出始めて
調べたところサクランボと桃は同じバラ科の果物ということで
ここで初めてこれがアレルギーだ！と気づいた次第である。
なので、気づいたのは割と最近のこと。
アーモンドもイガイガするとは思ったけれど
それは皮のせいなんだろうなと思っていたし、
最近は梨でも症状が出始めた。
バラ科の果物、植物なのだから当然だろう。

しかし、同じバラ科でも、
メインと言っても過言ではないリンゴでは症状が出ていなかった。
だから安心して食べ続けていた。

ところが、ここ数ヶ月
どうもおかしいと思い始める。
リンゴを食べた日は消化不良のような状況と同時に
体がダル重い感じになり、姿勢を保てなくなるような状況があったこと。
そして、気が付けばその症状は治まっていたこと。
元々体調が悪かったから、その日は胃が荒れていたから、
寝起きでいきなり食べたから、
あまり咀嚼せずに食べたから胃に負担がかかった。
そんなことだろうと思って気に留めていなかったのだ。
でも、この症状が出るときは決まってリンゴを食べていた。
少なくとも空腹時に。

先日リンゴを食べて30分程度でその症状が出たことで確信し、
念のための確認で恐る恐る翌日も空腹でリンゴを食べた。
やっぱり30分程度で体がだるくなり、うずくまってしまうような状況に。
そして10分程度すると回復する。
バラ科の果物でも、他の果物は口の中に症状が出る程度だが、
リンゴは命にかかわるかもしれん。
肺や呼吸自体が苦しいというわけではなく、
体が重く感じるため重みで呼吸ができないという感じ。
おそらく血圧も急激に下がっているのではないだろうか
というくらい急に倒れそうになる。
アナフィラキシーとかいうやつか。

一日一個のリンゴは医者を遠ざけるはずなのに、
私に関して言えば一日一個のリンゴで医者を通り越して即棺桶。
ということもあり得るということ。

そういえば以前、リンゴを食べた後で走りに出かけたら
急に気分が悪くなって数キロで帰ってきたっけ。
あのまま走っていたらそれこそ危なかったと思う。

久々に死を感じた瞬間だった。

先日実家から大量にリンゴが送られてきたばかりなのに
どうしようか。

火を通せば大丈夫なのか、
ジュースなら、スムージーなど何らかの加工をすれば
原料として含まれている程度なら大丈夫なのか等
今後は検証していかないといけない。

厄介だ。
生きるってしんどい。