企業法務志望の情報収集手段
正直、今の就活市場は売り手市場であることに重なり、基本的にこの界隈の就活生は就活に対する意識があまり高くないため、アンテナを貼っていれば、かなり優位に就活を進めていくことができます。
少しでも優位に立ちたい企業法務志望の方の参考になればと思い、今回、僕が利用した情報収集ツールについてまとめます
ロイヤーズインフォ
法律事務所のクチコミサイト。知らないだけで実は有名な事務所についてもクチコミが多数あるので前段階で情報収集するのに適している。
西田先生の商事法務の連載
古い記事だが、ここまで詳細に事務所の情報が書いてあるのは珍しく、今でも参考になる。いわゆる老舗名門中小について特集されているので、企業法務といえば4大!みたいな風潮に疑問を感じる人は読んでほしい。無料登録で記事を全て読むことができる。
また、西田先生が最近出した著書もあり、こちらは特定の事務所について書かれたものではないが、キャリアを考える一助になるし、逆質問対策で使用した。
弁護士よもやま話
アルシエンの北先生のYouTubeチャンネル。各回で著名な先生を読んで北先生がインタビューしている。中規模以下の事務所には、その事務所の大黒柱的存在がいて、そのような先生をピックアップしてくれるので、実はすごい先生がいる事務所にこういうところがあるんだ〜という感じで知ることができる。動画のクオリティはさておき、内容は普通におもしろい笑
チェンバーズ等の格付け会社のサイト
訴訟やM&Aなどの分野ごとにどの事務所がその国で優秀な事務所なのかを出している格付け会社が海外には存在し、事務所側もそこで評価された場合には広報に使用している。Tier1とかTier2とか、インターン参加時に聞いたことがある人はいるかもしれないが、それはこういった格付け会社の評価のこと。個別の先生ごとの評価もあり、その場合には、どの分野でどの先生が強いのかを知ることできるので実際に事務所訪問をしたときのネタになる。
格付け会社が外資系というのもあり、英語でしか掲載されていないのがネックだが、日経新聞やダイヤモンド紙にもたまに著名な先生や事務所の特集を出しているのでバックナンバーを探してみるというのもあり。
Twitterで調べる
案外著名な先生はツイッターで情報発信していることもあるので、調べると色々つぶやいていてその先生が専門としている分野の最新トレンドを知ることができる。一人実名でやっている著名な弁護士を見つければ、数珠繋ぎで他の先生も見つけることができるので、情報収集アカウント等を作成して調べてみるのもあり。
Attorney's magazine
宣伝的な意味合いが強い感じで、事務所の実情が知れるわけではないが、どういう事務所かうまくまとめられているので参考になる。
大学の図書館に置いてあるかと思うので、暇があるときに見てみるのがよさそう。
各弁護士のブログ
自分が就活しているときには参考にしていなかったが、一応弁護士が就活関連の情報発信をしているブログがあるので気になる方はどうぞ
岩崎先生のやつは有料が多いからそこだけ注意を笑