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ポケットにカメラを忍ばせて #1

モンゴル撮影旅行のはなし 


この夏、モンゴルに行ってきた。

モンゴルの首都ウランバートルはいたるところに廃墟と建築中のビルが混在し、いかにもこれから大きく成長しようとする、発展途上な国の勢いを強く感じられる。その息吹をボクが感じ取ることができるのは、4年前にもこの街を訪れていたから、かもしれないけれど。

そう、4年前もボクはこの国に来ていた。バイクや車でモンゴルの草原を4000km以上駆け抜ける某レースイベントに参加したのだ。そしてボクは8日間走り続けるその競技を無事に完走し、若い頃から憧れていたモンゴルレースへの参戦に一区切りをつけた。

そのつもりだったはずが、4年の歳月を経てボクは再びこの土地に戻ってきてしまった(というしかないぐらい、自分でも意外な決断だったのです)。今のボクの関心はレースで好成績を残すことではない。好成績を残そうと思ってもそもそも技量的に難しいという個人的な事情はさておき。

今回の目的は、カメラを携えてレースを走り、前回魅せられた草原の地の写真を撮ろうと思ったからに他ならない。数万年前の自然を未だに残すと言われるモンゴルの奥深い地である。素晴らしい景色が見られるという意味においては、このレースはうってつけなのだ(何もレースと撮影を一緒にする必要などないのでは?と言う当然の疑問はこの際、横においておく)

さて、次回はここウランバートルから、草原の大地に向かいます。

写真はインスタで色々と更新してます。見てね。
https://www.instagram.com/___hedon___/


ホテルの窓からの景色。キリル文字が溢れる街中はロシアと韓国のハイブリッドのような雰囲気。

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