#30-2 取捨選択
お金も時間も有限だから、取捨選択することや優先順位を決めることの重要性を肌で感じている気がする。結局人間は"意思決定"の積み重ねである。自然といろんなことを経験するうちに、自ずと見えてくるものがあると思い込んでいた。しかし、現実はそうではない。自分で選び取る必要があるのだ。それを知らずに、何も考えずに生きていると自分の意思がなくなってしまう。自分の輪郭を失ってしまう。そう感じる。
これは生き方という大きな局面はもちろんだが、日々の小さな決断についても言えることだ。飲み会に行くとか行かないとか。遊びに誘うとか誘わないとか。自分のお金の使い方と時間の使い方を決めるのは紛れもなく自分であり、決めたことが構成要素となり自分が出来上がっていく。
今日は友人2人とご飯に行った。普段接する機会のない2人とご飯に行くことが面白いに違いないと思っていた。しかし、それを引き出す術のない自分は行ったことを少し後悔してしまった。申し訳ないことをした気もする。
どうすればもっと会話を引き出せたかな、なんて。そういえばバイト先でも後輩とお話しする機会があって、その子とのお話しはなかなかに面白かった。でもそれはその子自身が自分を曝け出してくれたからで、その子のなり、性格が垣間見えた気がしてそれが面白かったのだ。じゃあ、私は。私はそれを人に曝け出せてるのだろうか。
やっぱり堂々として、自信のある人に人は集まる。声の大きい人についていく。別にリーダーになりたいとは思わないけれど、ひとりぼっちは嫌だななんて。
大事なことを選び取って、自分で自分の人生の舵を切らなければ。船長はいつだって自分なのだ。
考えるべきこと、考える必要のないこと、成功を求めるということ、幸せを定義するということ、やるべきことがこれだけでも溢れているのだから、時間はちゃんと自分で決めて管理していかなきゃな。