1128 クリスマスディズニーに行ってきた/期待は禁物

 人生はじめてのクリスマスシーズンのディズニーをしてきました!もっともまだクリスマスまで一か月あるので、雰囲気クリスマスの中で気分は全然クリスマスじゃなかった。だって彼氏と行ったわけじゃないし。

 大人になるにつれてディズニーの楽しみ方ってすごく変わった気がする。シンプルに自分の興味が時間とともに変わっていったのか、大人になったから興味が移り変わったのかわからないけれど。昔はとにかくアトラクションに乗って「元取りたい!」みたいな考えでいっぱいだった。当時はアルバイトができないわけで、親からもらったお小遣いで行っていたのだから元を取りたいもなにもないのに。今は元をとりたいというより楽しめたらそれでいい。それにアトラクションではなくてもショーやパレードの良さもそれなりに享受できるようになってきた気がするのだ。まあ、乗りつくしたアトラクションを必死になってまた乗らなくてもいいかな、という慣れの意味での余裕も関係しているのかもしれない。毎回同じことをしていたらメンツは違えど、それこそもったいないという気持ちもある。

 なにはともあれ、ディズニーを満喫してきたわけだ。友人二人と行ったのだが、三人でディズニーに行くのはおそらく6年以上ぶり。そのうち一人が男子というのは初だった。私自身、家を出る30分前に起きて遅刻を悟ったが、結局20分遅れた。しかし、他の2人は1時間以上の遅れ、開園後の入園となった。おかげで私は待ち時間に最近読んでいた本を読了することができて、少しありがたくもあった。苛立ちのバロメーターがゼロだったかと言われたら否定せざるを得ないが、開き直る心の余裕が私にはあった。ああ大人になったのだと感じた。

 最近思うに自分はあまり人に期待しない。これは兄の存在が影響していて、彼はとことんケチだ。小学生のころ誕生日プレゼントを渡したが、いまだに一度私は彼から誕生日プレゼントをもらったことがなければ社会人と学生という立場の違いに関わらずおごってもらったことがない。彼がアメリカへ旅行に行くということで、社用PCを羽田空港まで受け取ってほしいと頼まれて満員電車にもまれて羽田まで行って帰ったときもお土産さえなかった。そんな奴だ。一緒にいると人に期待してはいけないことをひしひしと感じる。期待しないことで落胆せずに済む。悲しまずに済む。思った通りだったら「まあそうだよね。そんなもん。」なんて言って開き直れるし、逆の場合はめちゃくちゃ喜べる。期待通りのときよりも喜べる。そう思う。
それに勝手に期待してがっかりされるのってたまったもんじゃない気がする。
 そういえば以前飲食店のアルバイトの研修で、「期待を超えて人ははじめてお店に満足する」と話していた。自分は人に期待するつもりはないが、人の期待は越えられるようにはなりたい。

 クリスマスのディズニーは夜になるとその魅力が発揮され、キラキラのイルミネーションは迫力があった。通年やっているのか、期間限定なのかわからないイルミネーションも魅力的で、自身の知っているディズニー映画の曲が流れると興奮した。

 一緒に行った三人組について、少し楽しみ切れないところもあった。最高のメンツだと言ってくれるが、それでも少しどこかうわべの関係な気がしてしまって。共通の話題がないとこんなにも話は難しいのか。やっぱり質問をしてあなたに興味を持ってますよ、あなたのことを知りたい、仲良くなりたいと意思表示することがはとても大事なことなのだと思う。合う合わないって人によってあると思うけど、合わないわけじゃないはず?私は人とどんな話がしたいのだろう。彼らとどんな話をしたいのだろう。また会うまでに少し考えられればいいなって。

 

 

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