倫理障害者
この国には「倫理」の重さを理解できない「倫理障害者」が約2000万人存在する。それは決して「知的障害」ではない。「倫理障害者」たちは、「闇バイト」だけではなく、「オレオレ詐欺」などの犯罪加害に、また「悪質ホスト」、「キャスティングカウチ」を餌に様々な性犯罪被害に受けることになる。一方で、選挙などにおいては何も「思考」せず、若い、カッコいい、美人などのルッキズムによるイメージで投票する。政党はこうした「倫理障害者」というマジョリティの浮動票は無視できない。もちろんマスコミ・メディアやエンターテインメント、企業も同じこと。「倫理障害者」の「数」に対して、小柄で可愛くて、少しばかりトークや演技が出来るアイドルタレントをどんどんマイニングする。お笑いもコンテストやグランプリを乱立させ、アイドル化スター化を図っていく。そうした「倫理障害者」を生み出す構造の頂点にいるのがジャニーズと松本人志である。つまり、「闇バイト」や「オレオレ詐欺」、「未成年に対する性加害」の入り口としての、松本人志やジャニーズが存在する。松本人志やジャニー喜多川、そしてそれを隠蔽する木村拓哉やジャニーズタレントたち、それどころか性被害に対して誹謗中傷を繰り返すジャニーズファンの行為を「正義」と庇う、これらの行為は決して法的にも社会的にも処罰を受けることはない。「倫理障害者」たちの心象の基層にあるのはこれである。ここを押さえないとこの国はもうどうにもならない