|免疫クラスター|「世界中で起こすことができるか?」❶ 〈免疫食堂〉ホームエレクトロニクス・カフェ
〈免疫食堂〉ホームエレクトロニクス・カフェ
わしゃ今まで、世の中を変えるためには
誰かの仲間にならんといかんと思っちょった
けんど 何か違うちょる気がして、仲間になりきれんかった
今は…自分の信じる道を歩きたいぜよ
それが… 誰も歩いておらん道でも、正しい道じゃったら
仲間は後からついてくるぜよ
〈免疫食堂〉ホームエレクトロニクス・カフェは、
日本全国で30万カ所、世界中で2000万カ所を目指す免疫クラスタープログラム
人類はこの未知のウイルスに真正面から、世界規模で抜本的に挑まなければならない。国家や政府が主導することは必要なことだが、それだけでは決して充分だとは言えない。「芸術」にできる最善のことは動員できる大規模な市民のグループを集めることではなく運動の質点となるミニマルのコンセクエンスを示すことにある。
そのコンセクエンスは、一度大成功するだけでは不十分であり、持続可能な運動、つまり、変わりやすい政治家の気分や 景気減退の兆しなどに影響されない運動が必要であり、しかも世界中で起こる必要がある。
この国の無策無能は政府だけではない。学者やマスコミメディア、そして、国民一人一人がこの新型ウイルスの危機に対して、どのような問題設定、概念的な解法を持ち合わせ、どのような原理的な行動を行なっているのか?
ただただ政府に文句言っているだけではないのか?いかに戦うつもりなのか?このままワクチンが出来るまで、ずっと逃げ回っているだけでいいのか?
パブリックアクセスを実現するためには、当然ながら法整備やクラウドファウンディングなどのスキームの問題ももちろん重要だが、おまかせではなく、僕たち一人一人が情報をシェアして、知恵を出し合い、具体的なアイディアを実行していく、という真摯な覚悟がもっとも重要なのである。
今までのように問題の解決を国や行政の既存の仕組みに任せているだけでは進まない、一人一人が動くしかない。地域性を無視した理想の都市のモデルを押し付けてもパブリックは形成できない。その場合、知恵と経験の豊富で、実行力持った人間がその主役となり、現存する資源やシステムを活用し、地域需に支えられた持続可能な仕事場と伝統的共同体を創出するために、会議や図面に頼らないポストコロナ時代の手作りの地域創生を一気に進めていくことができる。
そのアプローチは、スクラップ・アンド・ビルド、いわゆる破壊と再構築ではなく、リバース・アッサンブルつまり、許容と転用による脱構築と再構築を意味する。一人で目的に直接アプローチすることが、合理的で何よりの近道なのである。
僕たちの活動は、決して争わない、衝突しない、対決しない。むしろ、できれば行政を含め様々な機関と連携することが望ましいかも知れないが、やはり、僕たちが目的に直接アプローチし、直接問題解決に携わっていく方が合理的だと思える。そのアプローチは、スクラップ・アンド・ビルド、いわゆる破壊と再構築ではなく、リバース・アッサンブルつまり、許容と転用による脱構築と再構築を意味する。パラダイムの変化は、「議会」や「市場」などの政治的、あるいは経済的な意思決定の仕組みによって導かれるものではなく、新たなパラダイムが現れ、その優位性を示し、次第に現行のパラダイムに取って代わっていくものである。
突拍子もない発想で世界を変える。しかし、突拍子も無いことは、実は突拍子もなく起こることはない。近い将来、世界各地の相互に無関係なエリアで群発的に発生する紛争や災害に対してパブリックネスに同じ行動を取るようになりる。 今までのように問題の解決を国や行政の既存の仕組みに任せているだけでは何も進まない、一人一人が動くしかなく、「スタンドー立ち上がれ」というのが全世界で起きているさまざまな現象に通底するメッセージなのである。ポストコロナ以降の社会において、人々の心の中に地球規模の意識が出現するだろう。その本質や大きさは今のところ分からないが、数年後には、世界は距離がなくなり、その新たな意識は、私たちに論理的な結論をもたらすだけでなく、他の人々のタスク(行動)を通じて、世界中で群発的に発生していく。別に誰かが「そうしよう」と決めるわけでもないし、主導するような社会理論があったわけでもない。集団的な叡智が発動するときというのはそういうものなのである。
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