「いわゆる健常者と境目のところのすごくグレーの知的障害の方っていらっしゃる」
「いわゆる健常者と境目のところのすごくグレーの知的障害の方っていらっしゃる」
この古市憲寿の発言は、日本人の本音だと思うが、もちろん知的障害との相関はあるかもしれないが、決して因果関係でない。むしろ本質的な論点は、この国の「倫理障害者」に対する観点である。わかりやすく「差別」すれば、ジャニーズファンや松本人志ファンのことである。この層のグラデーションは、この国の多くの人間の内心に解像度として、フラクタルでスペクトラムに影響を及ぼしている。テレビという「反倫理」メディアであるテレビの中心にいる、役者くずれや学者くずれである谷原章介や古市憲寿はその核心にいるという理解がないのは滑稽としか言いようがない。谷原や古市のようなテレビの人間には、ジャニー喜多川や松本人志の犯罪性の本質が理解できない。こうした認知機能の弱い人間が一方で正義や人権を説いていることが、多くの同相の倫理障害者の若者の周波数との同調を生み出していることに考えが及ばないのである。