「犯罪者に育てられた」
「犯罪者に育てられた」ー木村拓哉ら古参のタレントとSnowmanら現役アイドル世代とは、その立場は決定的に違う。古参世代は、直接的被害があろうとなかろうと、ジャニー喜多川の「性家畜」の許容することで現在の地位を築くことができた。しかし、この問題が社会を大きく揺るがした時、「性家畜」から「人間」に生まれ変わる最大のチャンスであったのだ。それは、千人に迫る性被害者の立場に依拠し、ジャニー喜多川の少年子どもに対する猟奇的鬼畜的な性虐待についての事実をありのまま公表するということである。しかし、木村拓哉ら古参タレントたちは、事実の隠蔽に加担し、あろうことか「Show must go on!」などと、ジャニー喜多川への忠誠を宣言している。木村拓哉ら古参タレントたちは、ジャニーズがどういう歴史を歩み、自分たちがそれに対して何をしないといけないのか、一度も考えることはなかった。ジャニー喜多川や松本人志の性的非倫理の「周波数」は、木村拓哉や吉本芸人、そしてジャニーズファン、お笑いファンに伝播する。この国にはそう言う「倫理障害者」が約2000万人存在している。