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【サンブレイク】傀異克服バルファルクガンランスTAのあとがたり

イヴェルカーナを狂化奮闘でチクチクする動画を上げてから約3週間、ずっと克服バルファルクTAの再走をしていたのですが、
この度ようやく目標の4分前半を達成しました!たぶん投稿時点でガンランスとしては最速だったかと思います。
(下に動画を埋め込んでいますので、よければご視聴ください)

というわけで今回は装備構成やチャートの解説といった、ポケモンでランクマ上位に入った構築の解説記事みたいなことをやります。
一度やりたかったんですよねこういうの。


使用装備

装備・護石・錬成
発動スキル・入れ替え構成・お団子

攻撃7会心100超会心3の剛刃型トルチ。
翔蟲使い3風纏3で極限までリバブラの回転率を高めています。
粉塵3を優先したため蓄積時攻撃強化は1止め。
すぐ下でオトモ構成を書きますが、鎖鎌不採用でありヘイルカッターを使う意味がないため両面地裂斬としました。
FBFは吸引阻止の役にも立たないのでお留守番。
気分で粉塵3風纏3のカムラガンスを使ったこともあるのですが、なんかタイムが出なかったのでトルチ一本に絞りました。浮気するなってことかな……


オトモ構成

ガルクの名前にピンときた方はお友達になりましょう

古代兵器遠隔ガルク。ver13以降ガルクと言えば鎖鎌ですが、バルファルクは怒り状態、および脈動状態では属性をほぼ全部位でシャットアウトしてしまいます。属性ダメージが主体となる鎖鎌が機能しなくなることが多いため不採用としました。
一応吸引時の胸、前足、それと翼脚とかいう謎の部位(翼の付け根)には属性が通ります。ガルクが一生前足をベチベチしてくれれば鎖鎌でいいんですがそんなわけもなく、いかに前足を殴ってくれるかみたいな運ゲに運ゲを重ねるような真似をしたくなかったので鉄蟲猟犬具を使わせました。当然理論値は鎖鎌の方が高いので、豪運をお持ちの方は鎖鎌でどうぞ。

武器はやたらでかい翼に対して打撃属性がけっこう通る(肉質45)ので、吸われることを期待して打撃武器を持たせることにしました。吸引や前足に刺さるかもしれないと思ってナルハタ武器を選択しましたが、物理性能を重視してガイアデルム武器(遠隔攻撃が高い打撃武器でクソみたいな龍属性値がついてる)でもよかったかもしれません。
ちなみに、どうせ属性ほぼ通んねーしと思って麻痺武器を持たせたこともありましたが、なんか知らんけどタイムが出なかったので使うのやめました。一応討伐までに1麻痺はします。


初期位置選択

克服バルファルクの初期位置は8,7,9のいずれかで、湧き頻度は8>7>9です。
9番は広すぎる・デルクスがいる・野良翔蟲がいない・傾斜がウザい・アクセスが悪いの5拍子揃ったクソエリアなので湧いた瞬間即リセ。
あと、セルレギオスが野良モンスターとして配置されていた場合は初期位置被りを起こすのでまともな初動が不可能になります。

残るは8番と7番です。両方ともエリアにイロヅキムシがいますが、8番だけエリア中央にでけえ段差があって立ち回り辛い北側が崖になっててたまに落ちる等の悪条件があるので、一見7番湧きが最適解に見えますね。
しかしここには落とし穴があります。8番湧き、7番湧きの場合クエスト開始から3分半~4分程度でエリア移動されてしまいますが、残念ながら現状のガンランスで克服バルファルクを3分半~4分で討伐するのはたぶん無理です。
火事場したうえで守勢やら蓄積時攻撃強化やらでゴリゴリに火力を盛ってかつ鎖鎌ガルクが全力で前足をシバき回したらもしかしたら出来るのかもしれませんが、とりあえず自分には無理です

なので、今回は「8番に湧いた克服バルファルクを全力で操竜に持ち込み、さっさと7番まで脱出する」こととしました。これならばクエスト開始5分~5分半くらいまでなら7番にとどまってくれます。
ちなみに、7番に湧いた場合でも8番に連れていくことでほぼ同等の動きができますが、でけえ段差がある、セルレギオスが湧いていた場合ほぼ確実に乱入される、4分半前後で確定湧きのアンジャナフがけっこうな頻度で乱入してくる等障害が多いので、あくまでサブプランとして。

なお、「9番湧きならもしかしてガンランスでも1エリア討伐できるんじゃね?」とか今思ったんですが、9番湧きした瞬間リセットしてるので9番湧きのバルファルクが何分くらいで移動するのか一切把握していませんし、9番には絶対に行きたくないのでロケハンする気も一切ありません(走者の屑)


大まかなチャート

全体として、「初動をガチガチに固めて拘束手段を出し切り、以後は気合でなんとかする」イメージで通していました。理由は主に3つあり、

  • 鎖鎌不採用により開幕で閃光を投げなくていいため初動の再現性を高められること

  • 脈動状態への移行を可能な限り遅らせ、解除直後のボーナスタイムで倒しきれるようにすること

  • アドリブを要求されるパートを後半に固めることで、プレイの安定性を高めること

  • リバブラの盾判定で蓄積するスタン値を管理しながら戦うのがヘタクソであること

……あれ、これじゃ4つか。


①会敵~操竜まで

初動はブラダフルバ→咆哮地裂受け→爆杭→弾無しリバブラとし、リバブラでバルファルクの真正面に移動。
バルファルクの初手はほぼ吸引小パン→アッパーの2択ですが、吸引してくることを祈りながらクイリロしてフルバの準備をし、吸引に合わせて叩きつけフルバ薙ぎ払い。阻止は無理です
小パンされた場合、合気での対応が間に合えばひとまず続行、食らったら即リタ

吸引成立後に怒るのでリバブラで鬼火を使用しダウンを取り、形態変化を解除。リバブラの際に盾を頭にぶつけてスタン値を溜めるのを意識すること。
鬼火ダウンは長いので、リバブラフルバ薙ぎ払いクイリロ→リバブラフルバ→弾無しリバブラと動き、全力で操竜値とスタン値を蓄積。(ちなみに風纏3はこの動きをするためだけに搭載しました)早ければこのダウン中に操竜待機になりますが、理想は動画のように2回目の吸引をしてもらってから操竜することです。仮にそうならなくても動かれるよりは全然マシなので、とにかくさっさと操竜待機にするのが第一。
無事に操竜待機にできたら剛刃発動してリバブラで頭にスタン値を溜めながら乗車して7番まで運搬します。


②壁ドン→脈動→襲撃まで

壁ドンは順当にイロヅキムシのいる壁へ当てた後、野良翔蟲がいるエリア南側で降りられるよう調整しておきます。襲撃の際に拾いやすくするためです。
降りたら頭に向かって地裂→爆杭、残った蟲をリバブラに突っ込んでこのタイミングでスタンを取ります。
スタン後は吸引阻止を確実に成功させるため、常にバルファルクの正面に立つよう意識すること。また、吸引は必ず翼の尖った方を前に向けているときに行うため、翼の向きには注目しておくこと。
特に吸引が成立していない状態で、噴気孔を前に向けている状態からおもむろに翼の向きを変えた場合、ほぼ確実に吸引をしてきます。確実に胸を叩けるよう準備しましょう。

吸引阻止に成功し大ダウンを取った後はほぼ確定で再度の吸引を試み、成立後はそのまま脈動状態へ形態変化します。この吸引阻止~形態変化の間は形態変化時の衝撃波を除いて一切攻撃されない大チャンスタイムです。ひたすらぶん殴ってダメージを稼ぎましょう。
脈動状態に移行した後は、糸縛り状態や屋内エリアでない場合は高確率で襲撃が来ます。また、糸縛り状態であった場合も解除され次第襲撃を行うことが多いです。
襲撃中はガルクに搭乗して龍気弾の隙間で剛刃を更新し、野良翔蟲を取って緊急回避。ここからは降りてきた本気のバルファルクとガチバトルです。


③脈動状態→脈動解除まで

完全アドリブパート。スタンも鬼火も使ってしまっているので拘束手段が一切なく、実力だけで脈動解除まで持ち込む必要があります。
(実は8番・7番エリアにはオニクグツが配置されているので、襲撃終わりにこれでダウンを取る手もあります。私は取りに行くのがめんどくさかったので使いませんでしたが、使った方がたぶん楽はできます)
鉄蟲猟犬具を採用している場合このへんでガルクが糸拘束攻撃をしますが、拘束とは言い難いのでノーカウント。一応、滞空ジェット突進といった遅延行動を阻害するので無駄ではないはずです。
無事に脈動解除まで持ち込めたなら勝利は目前です。


④再吸引阻止→討伐

おめでとうございます。ここがボーナスタイムです。この段階では脈動解除ダウンの起き上がりから成立するまで吸引をし続け、再度脈動状態へ移行するまでほとんど一切攻撃をしてきません
さらに脈動状態の解除後は極めて吸引阻止をしやすい状態となっており、トチらなければ確実にダウンを取れます。
ここでラッシュを仕掛け、脈動状態へ再度移行する前に討伐するのがゴールです。ちなみに、形態変化中でも討伐は可能なので、剛心に任せてぶん殴ってると討伐できたりすることもあります。
動画では吸引阻止ダウンの起き上がりで討伐し、無事に完走しました。対戦ありがとうございました


要注意行動

バルファルクは翼の向きによって取る行動が変わってくるので、翼を観察することである程度行動を予測できます。
以後、書きやすさのために翼の尖った方を向けている状態を「グー」噴気孔を向けている状態を「パー」と記載します。

小パン→(突き刺し)→突き刺しorアッパー

グーの時、プレーヤーが正面にいる状態でよく使用する。
小パンの発生がやたら早い。吸引成立時、起き上がり、威嚇後、行動終わり等すべての場合において、バルファルクがグー状態だった場合は常にこれが飛んでくると思って行動しましょう。
対処法は小パンと突き刺しは合気、アッパーは振り上げに合わせてリバブラして頭を殴りに行くのがベター。
なお、ニュートラル状態から小パンで始動した場合、モーション終わりに威嚇を挟まない。逆に他の行動から派生した場合は威嚇をするという特徴があります。

なお、非怒り状態では小パン→アッパー、怒り状態の時は小パン→突き刺し→アッパーと動くが、
脈動状態で小パン→アッパーと動いた場合そのまま滞空技や超必殺大回転等の別の行動に直接つなげてくるので注意!


蛇行突進

グー状態で使用する。剛心剥がしながらもう1ヒットさせて殺しに来る、いわゆるアーマー殺しの技。
判定が複数回出る技なので合気狩り性能も高く、向かい合っての合気は狩られる可能性がある。可能であれば横や後ろを向いて合気したい。
向かって左→右と動くモーションであるため、近距離に陣取っている場合右側への判定がやや弱い。そのため、向かって右側に立つように心がけると被弾率が下がります。
なお、糸縛り状態で使用した場合、1段目はほぼその場にとどまり、2段目で前に出るという挙動をします。正面で立ち回っている場合、1段目は空振るため2段目を待って合気するのが良い。


構え→翼薙ぎ払い

やや後退して翼を構え、薙ぎ払う技。吸引成立時、または脈動状態では翼の軌道に3つの地雷が設置されます。
これ自体は繋ぎのような技であり、出した後のプレイヤーとの位置関係で派生行動が変化するという特徴があります。具体的には以下の通り。

  • プレイヤーが正面近距離にいる→小パン派生

  • プレイヤーが側面・背面にいる→振り向き突き刺し

  • プレイヤーが遠距離にいる→翼伸ばし突きorジェット突進

結論から言うと、取るべき行動は薙ぎ払いに合わせてリバブラでバルファルクに近づき、小パンか振り向き突き刺しを誘発させることです。
なぜ遠距離派生を誘発させてはいけないのかはすぐ下の項で解説します。


ジェット突進

ハイパー遅延技。ジェット突進で往復し、滞空行動か小パンに派生する。
出されたが最後10秒近く手出しができなくなるある意味最強の行動。
上記の翼薙ぎ払いで距離を取ってしまった場合これに派生し、貴重なタイムをゴリゴリ削り取っていく。
一応、復路のジェット突進に合わせて閃光を地面に叩きつけることで撃墜して中断させることができますが、納刀しなければならずテンポを大きく損なうため出させないことを強く推奨。
どのくらい遅延されるかは下の動画が例となります。

ちなみにたまに素出ししてきます。しばくぞ


龍閃(ビーム)

通常個体でもお馴染みの極太ビーム。一度射出した後にビームを振り上げて地面を爆発させ、その後ビームを振り下ろしてきます。脈動状態の場合、振り下ろしの後にも地面が爆発する4段攻撃となります。
正面至近距離が死角となりますが、射出時に反動で後退するので発射前に潜り込んでも焼かれる可能性があるため、ビーム本体を合気した後にリバブラで潜り込むのが吉。
合気をつけていない場合は全力で胸付近まで潜り込むか、ブラダで飛び回るのが安全かと思います。
なお、威力がべらぼうに高い上に最大4回の判定が出るため、対処に失敗した場合ほぼ確実に死にます。くれぐれも気を付けるように。
それと、終わり際に長い威嚇を挟みますが、技の終了と同時にさりげなくグー状態になっています。もうおわかりですね。小パン警戒重点


お手→台パン

パー状態で使用。振りかぶって前足を叩きつけた後、間髪入れずに翼で叩き潰す。
グー状態の小パンよりは明らかに出が遅いものの、パー状態だからぶん殴れるぜヒャッハーと調子こいてるとわりと被弾しがち。
見た目のわりにやたら威力値が低く、台パン含めてガ性0でもノックバックしないので竜撃砲の撃ち所さんではあるが、
吸引成立時や脈動状態では台パンした翼の先から地雷が設置されるので竜撃砲の反動で地雷に当たりに行ってしまう事故がわりとありがち。横向いて撃とうね。


翼引っかき

パー状態で使用。翼を大きく振りかぶり、引っかくように薙ぎ払う。
異常なまでにダメージが高く、剛心の上からでもごっそり体力を持っていかれる。剛心がない時に食らうとマジで死ねる。
対処法は安定の合気かリバブラ。また、モーションの都合上頭付近が安置となっているので、潜り込めるなら前に出よう。


大回転→チャージ突き刺し

必殺技。龍気を翼にチャージして大回転斬りの後、もう一度チャージして全力の突き刺し。突き刺し部はガ強がないとガード不可
大回転の対処の後に殴れる時間がほぼないので生存第一ならガードで良い(大回転は見た目に反して単発判定)が、
合気で対処すると杭を入れるチャンスができるので自信があるなら狙いたい。
なお、大回転は3回転くらいするので判定が長く、無敵時間を利用した回避とは極めて相性が悪いです。リバブラでの対処は無理と思って構いません。

参考動画がネタみたいなやつで申し訳ないんですが、合気を狙う場合は「回転の直前に振りかぶるモーションが入ること」、「チャージしている翼とは逆の翼から判定が来ること」を意識してみると良いと思います。

なお、突き刺しの方は突き刺しに合わせてリバブラするだけでいいので特に言うことはありません。終わり際に威嚇。


その他注意事項

吸引怯みキャンセル

バルファルクの吸引モーションにはアーマーがなく、胸部暴発による吸引阻止以外に、普通の部位怯みでも吸引が中断します。
で、怯みで吸引を中断した場合でも阻止に成功したとみなされるのか、次回の吸引が短縮版になり、阻止に必要なダメージが大きく上昇してしまいます。
怯みが起こらず、怯む直前で部位耐久値が寸止めされる操竜ダウン直後、および脈動解除直後に頻発するため、このタイミングでの攻撃には注意する必要があります。

上の動画では脈動解除後、吸引開始直後に頭部怯みで吸引が中断してしまったために吸引阻止のダウンを奪えず、再度の脈動状態への移行を許してしまっています。
チャートの項で「トチらなければ」なんて書いたのはこれが理由です。こうなってしまうとダウンは取れないわ暴発ダメージは無駄になるわすぐに脈動されるわでまさに踏んだり蹴ったりになります。
余談ですが、操竜直後にスタンを取るチャートにしたのもこれのせいです。操竜の起き上がりに吸引されてそれを怯みで潰す事故が多発したので、スタンで吸引を先延ばしにすることにしました。


暴れる小型

大型をスタン等で拘束すると明らかに小型が邪魔をしてくるルーチンが組まれてます。そういうとこだぞ。
本走テイクでもやたらとツケヒバキに絡まれており炙られたり体当たりされたりしていました。本当にいい加減にしろよお前。
ちなみに7番にはほかにガブラスもおり、剛心を剥がしつつそのまま吹っ飛ばしてくる恐怖の2段吹っ飛ばし攻撃で毛根にダイレクトアタックを仕掛けてきます。
そんなだからTwitterで「小型おもんな消せ」とか言われるんだぞカプコン。小型おもんな消せ。


あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございました。
なんだかしっちゃかめっちゃかな文になってしまいましたが、克服バルファルクの攻略に少しでも参考になれば幸いです。
それではまた。

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