ギャラリーストーカーを引き寄せてしまう画廊・ギャラリー・作家の特徴11
以前の記事で美術業界がギャラリーストーカーを引き寄せてしまう要因の一つとして、
アートファン側の特徴について述べた。
今回はさらに掘り下げて
画廊・ギャラリー、作家側の特徴
からギャラリーストーカーを引き寄せてしまう要因を考えてみようと思う。
※へび子のnote内では、ギャラリーストーカーを
セクハラ型・ストーカー型・教え魔型
の3つに分類している。
ギャラリーストーカーについてはこちら↓↓↓
ギャラリーストーカーを引き寄せてしまう画廊・ギャラリー・作家の特徴11
若手作家、女流作家をテーマにしたグループ展が多い
よく開催される展覧会のテーマとして、
「若手作家展」(例:under○○、○年生まれ縛り)
「新進気鋭展」(例:学生限定、卒業後○年以内縛り)
「女流作家展」(性別が女性のアーティスト縛り)
などがある。
集客しやすい人気のテーマであるのと同時に、
ギャラリーストーカーをも引き寄せてしまうのだ。
ギャラリーストーカーの目的(無自覚)は、マウントを取り自分を満たすことである。
若年層、女性、新人など立場が下に見られやすい人物を特に好むのが
ギャラリーストーカーである。
マウントを取る理由は何でも良い。
「若いのに俺(私)を馬鹿にしやがって」、「若い子なら話かけても大丈夫かも」
「女のくせに生意気だ」、「女の子なら俺(私)の話を聞いてくれるかも」
「何も知らないやつに俺がアドバイスしてやろう」、「新人なら怖くないぞ」
どんなに真摯な態度を取っていてもお構いなしに近づいてくる。
そしてほとんどのギャラリーストーカーは自覚や悪気が無い、それどころか自分が正しい行動をしていると思い込んでいることが多く、自分の言動を正当化している。
セクハラ型は「相手は嫌がっていなかった。合意の上の行動だ。」
ストーカー型は「相手も自分に好意がある。恋愛関係にあると思っている。」
教え魔型は「世間知らずの生意気な人間に、活を入れる善良な行動だ。自分は相手のためを思ってやっている。」
という心理が働いている。
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