みんな大好き!頑張ってるアーティスト
スーパーリアリズム
日本では写実絵画とも呼ばれるが、西洋美術史での19世紀の写実主義とは異なる。
スーパーリアリズムは好き嫌いが別れる。
何が描かれているのかわかりやすく、「抽象画なんかよりよっぽど好き」という人や、
嫌いな人は「これは芸術ではない」とまで考えている。
スーパーリアリズムは、天才的なデッサン力で描かれたものばかりではない。ほとんどの作家は写真を撮り、それを支持体(キャンバスや板など)にトレースし(写し)、後は写真の画像をパソコンやiPadの画面を拡大縮小しながら描き写していく。
ポーズをとった実際のモデルを目の前に真っ白な支持体に描き起こしていくスタイルのリアリズム作家はほとんどいない。
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