Wiseの使い方
Paypalにかわるレッスン料受け取り手段として、やっとのことでWiseを使えるようになりました。ここまでいろいろ失敗したのでわかったことを紹介していきます。
思い返してもいばらの道でした・・・
Wiseのアカウント作成
運転免許証などの本人確認書類とマイナンバーカードが必要です。通知カードではだめです。指定された4桁の番号を書いた紙を持ってスマホで自撮りしたりします。どこぞの国の企業に個人情報をなにもかも差し出す勇気をもって続けます。
最初に3,000円をチャージして日本円の口座を開設
アカウントが作られると、Wise名義の指定の(私の記憶では三菱UFJ銀行の)銀行口座に3,000円送金するように言われます。自分名義の銀行口座から言われるままに送金すると日本円の口座ができ、3,000yenが表示されます。送金した銀行口座はWiseの日本円の口座に紐つけられます。なお、日本在住の人がWiseで資金を保管できるのは最大100万円、それを超えると自動的に日本の銀行に送金されるそうです。
Paypalも100万円を超えたら日本の銀行に自動送金するようになりました。そういえば、昨年Paypalから一時的にお金が消えたことがあったのですが、原因はPaypalがそのシステムをテストしていたせいだったようです。100万円を超えたら送金のはずが、100万円未満でも実行してしまったようですね。
WiseもPaypalも、(円換算で)100万円を超える資金を預からないのは日本政府からの依頼と説明しています。マネーロンダリングと脱税の防止が目的と想像できます。いうことは、逆に、100万円未満であれば、ノーチェックみたいですね。そもそもドルで持っていると記帳できないので、日本の銀行に送金して所得の申告をしているわけです。つまり、ドルで持っているレッスン料をそれが100万円に達する前に使うようにすれば・・・。
Wiseデビットカードを申し込む
Paypalで支払える決済は限られていました。私が支払っているのは、Youtubeプレミアムと麻雀プロ団体LIVEチャンネルとPreplyのレッスン料くらいです。NativeCampもPaypalで払えますが私はお休み中です。でも、Wiseデビットカードなら、クレジットカード(mastercard)と同じように使えます。これは申し込むの一択です。
Wiseデビットカードの申し込みには1,200円かかります。年会費はかかりません。3,000yenチャージされている日本円の口座から1,200円を支払うと完了です。カード番号が発行されます。4桁のPINも一瞬表示されます。
Wiseデビットカードを使うのであれば、スマホにWiseのアプリをインストールするのがよいでしょう。PINをいつでも確認できます。
Wiseデビットカードを有効化する
申し込みから2週間ほどしてデビットカードが届きました。配送料が無料の普通郵便でいいよ~と指定したら、届きました。国際エアメールです。無事でよかった。派手な蛍光色です。カード番号ほかの情報はすべて裏面に記載されています。
カードを有効化するためには、最初にどこかのお店でカードを使いPINを入力して決済する必要があります。
いそいそと近所のスーパーに行き、84円のパンを買い、セルフレジでカードを挿入しました。
あ??? セルフレジの頭上のランプが赤く点滅、店員さんがいらっしゃいます。
店員さん「いかがいたしましたか?」
へび「このカードが・・・」
店員さん「使えませんか?もういちど入れてみましょう」
へび「いえ、これ(キーパッド)で、暗証番号を入れたいのですが」
店員さん「3万円未満では暗証番号の画面になりません」
デビットカードはクレジットカードではないので、残高以上に使うことはできません。3,000円チャージしてデビットカード作成に1,200円、残り1,800円以内で買い物をしなければなりません。
へびは、現金で買ったパンをバッグに入れて、1,800円以内でPINを使って決済できるお店を探す旅に出ました。コンビニなどあまたのお店に入りレジで「あの~4桁のコードを入れてクレジットカード使えますか?」と怪しげな質問をしては「少額の場合、暗証番号は要りませんよ」とつれない返事をされることの繰り返し。きっとへんなひとだと思われてる・・・。
そして、疲れた足で彷徨った先に目に入ったのは
買えました~。メルカリで使うゆうパケットポストのシール20枚入り100円をデビットカードで!
これで、わたしのデビットカードが有効になりました。長い道のりでした。なお、クレジットカードが使える郵便局は限られています。近所の小さい郵便局は使えませんでした。
Preplyのレッスン料をWiseに送金する(日本円)
めでたくゆうパケットポストシールを購入し、私のWise口座残高は1,700円となりました。
それでは、さっそく、Preplyのレッスン料をWiseに送ってみましょう。
いま、見てみると「175ドル以上になると手数料が安いです」とあります。このとき私は気づいていなかったらしく100ドルにしてしまいました。プルダウンメニューからJPYを選びました。
Paypalに送金した場合は、この数秒後にPaypalの口座に入金が反映されるのですが、Wiseはそうではありません。
Wiseからメールがとどき、「銀行口座情報を入力」せよと言われます。ちなみにこのメールを無視していると(実験の結果、一週間経っても)何も起こりません。メールのリンクをクリックするしかありません。
メールのリンクをクリックすると、Wiseの受取人として、自分の日本円の口座が表示され、それを選びました。
100ドルは13,282円になりました。この日の為替レートは1ドル135円でしたので手数料は1.7%ほどです。175ドル以上ならもっと良いのでしょう。Paypalの為替手数料は3%、7月25日以降はPreplyから引き出すときも2%かかるので、Wiseのレートはとってもいいです。もうWiseしか使いません。Wise大好き!!! しかし・・・
待てど暮らせど、口座残高は1,700円のままでした。
なんなん・・・。デビットカード使えない・・・。サポートセンターとチャットでわかったのは、(わたしにとって)衝撃的な事実でした。
メールアドレス宛に送られた日本円は日本の銀行に即送金されるのです。つまりWiseの日本円口座には残せません。Wiseの日本円口座にチャージするには最初に3,000円をチャージしたときのように日本の銀行から振り込むしかありません。Preplyのレッスン料はメールアドレス宛に送るしかないので、Wiseの口座に日本円でレッスン料を貯める私の計画は頓挫しました。
サポートセンターに知らされて確認してみると、13,282円は「銀行口座情報を入力」の操作3日後に私の日本の銀行口座に振り込まれていました。
WiseにUSDの口座を開き、受取人を追加する
日本円がだめなら、米ドルで、Wiseに送金し、デビットカードを使うことにします。Wiseのメニューから「口座を開く」→「USD」を選び情報をいろいろ入力すると自分のUSD口座ができます。
このとき「アメリカ国内」「アメリカ国外」の2つの口座ができます。口座名義人は自分ですが、口座番号が違います。
そして、USDの「受取人」を登録します。
はい、ここで、受取人の口座として「アメリカ国内」「アメリカ国外」のどちらを選びますか?
ええ、私はここで大きく間違いました。日本に住んでいる私は迷うことなくアメリカ国外の口座を受取人にしてしまったのです。
だめです!
(重要)受取人には「アメリカ国内」の口座番号を登録すること
アメリカ国外の口座番号を受取人登録していたため、Preplyのレッスン料の送金は何度もキャンセルされました。
Wiseは、PreplyがキャンセルしたからPreplyにきけというし
PreplyはWiseにきけというし。
送金が上手くいかないときは、依頼から2週間くらい経ってからキャンセルの連絡がきます。PreplyにはUSDが戻ってきます。原因が、受取人の口座番号が「アメリカ国外」のものだったとわかるまで、とても時間がかかりました・・・。
Preplyのレッスン料をWiseに送金する(米ドル)
「アメリカ国内」の口座番号を登録した受取人を追加したら、準備完了です。PreplyからUSDでレッスン料を引き出しましょう。
USDを指定します。
リンクをクリックして、「アメリカ国内」の口座番号を登録した受取人を指定します。
できた・・・。入金に2日くらいかかります。なんども失敗して10ドルで試していましたが、175ドル以上だと手数料は0.6%のはずです。
長かった・・・
また書きます。