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社長たちの子育てトーク再び?!今回は『お金』について。【6夜目 第2話(全3話)】

青山でデジタルプロダクションを営む5人の社長たちが、夜な夜なお酒を酌み交わしながらへべれけで語る馬鹿馬鹿しい笑い話や熱いクリエイティブ論をゆるっと公開中。ぜひ第1話からお読みください。

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へべれけになったCEOおじさん
今村 玄紀(BEES/HONEY INC)新婚ほわほわ!最年少おじさん。
加藤 琢磨(SHIFTBRAIN Inc.)子供と一緒に!メルカリおじさん。
定金 基(COPILOT Inc.)今夜もファシる?!出禁おじさん。
田口 亮(FOURDIGIT Inc.)今夜のキーマン?シャーペントークおじさん。
村田 健(SONICJAM Inc.)何だかお疲れ?最長老おじさん。

今回は、以前の記事で募集したへべれけメイト(ゲスト)として、UNIBA INC. CEOの菊地さんにお越しいただいています!

菊地:
いや〜、皆さんこんな感じで話してるんですね〜。普段どおりで、緊張がほぐれてきました。

加藤:
普通に話す普通の飲み会なので、全然緊張する必要ないですよ。

今村:
僕はあんまり話さないんですが、これが普通です。よろしくお願いします。

田口:
いや、話そうよ!(笑)

定金:
そうだよ!この間、結婚式で▼●さんに「へべれけトークでもっとトークしろ!」って言われてたじゃん!

村田:
(笑)

今村:
実は、皆さんと話したいネタはあるんですけど…。

加藤:
なんでしょう?

今村:
最近、SNSとかで発信されたもので、”アートは価値がないもの、良くないもの”みたいな意見が伸びてるのをよく目にするんですよ。”アートよりもロジカルが重要”みたいな。

加藤:
ほう。

今村:
”ロジカル”って記事だったりテキスト化しやすいけど、”アート”ってテキスト化しにくいものじゃないですか。そもそも、説明するのが野暮な分野だったりするので。

村田:
まぁ、そうだね。

今村:
僕も、ロジカルはもちろん重要だと思ってるんですが、ものづくりをする上で”ロジカルが重要だからアートは重要ではない”みたいな二極化した話は何か違うんじゃないかなと。

田口:
うん。

村田:
どちらが、とかそういう話はあんまり意味ないよね。僕らの世界では結果がすべてだし。本当にどっちかが優れていて、どっちかは劣ってるなら、淘汰されるんじゃない?って話じゃん。

今村:
そうですよね。分かってはいるんですが…広告系の話しだったり、マーケティング的な話だったり、業界を軸に情報発信されるものって何故かアートが卑下される内容が結構多くて…悲しいですね。

定金:
それってTwitterの話でしょ?そもそもなんだけど、ソーシャルの”いいね”って極端なこと言ったほうがつきやすいじゃん。二元論に分けたほうが伸びたり、だからそれが今村さんの目に届いたってだけなんじゃない?

田口:
…そもそもですけど、皆さんTwitterやってます?

定金:
最近またやり始めたんですけど、面白いですよ。

今村:
僕も最近やってますね。

加藤:
僕はアカウントはあるんですが、Facebookの投稿内容を流してるだけですねー。

田口:
菊地さんは?

菊地:
僕は、その、サブアカウントでサッカー観戦のアカウントを持ってて…そっちをよくつかってます……。

村田:
どんどん小声になってった(笑)

定金:
も〜!話がめちゃめちゃ逸れるんだけど!(笑)

菊地:
すみません…(笑)

田口:
メインのアカウントがあるってことですよね?サッカーのこと書いちゃダメなんですか?

菊地:
メインの方は色んな繋がりがあるんで、なんか気にしちゃうんですよね。サッカーの話つまらなくないかな?って。サブアカウントはサッカー観てる人しかいないので、気兼ねなくサッカーについて書いてます。なので、そっちのアカウントばっかり使ってて…

定金:
もうそっちがメインじゃん!

加藤:
(笑)

菊地:
更に脱線すると、そんな風にTwitterやってるせいか、”子供が何歳になったらスマホを持たせるか”が気になってたりします。

田口:
お子さんいくつなんですか?

菊地:
2歳で、娘です。

田口:
お。ウチも娘です。下の子が12歳なんで、10歳ごろから”そろそろ一緒にお風呂に入れなくなること”が気になってたりします。

村田:
俺も、娘が10歳になったのを機に俺から断るようにしたね。

加藤:
へぇ〜。ウチは男の子兄弟だから、そういうことを気にするタイミングなさそうだな~。

定金:
…っていうか、皆なんでそんなに子供と風呂入りたいの?!子供っておしり拭くの下手だし、風呂ってなったらそれ拭いてあげないといけないし…俺、全然一緒に入りたくない…!

加藤:
(笑)

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定金:
子供といえば、最近気になってることがあるんですけど。

村田:
なになに?

定金:
子供に対するお金の教育って割と各家庭でやることが多いと思うんですけど、皆さんどうしてます?

田口:
あーーー。お金ね。今朝、それで揉めました(笑)

加藤:
えっ。

村田:
詳しく聞かせてよ〜。

田口:
いやぁ、まぁ、大した話じゃないんですけど、娘が文房具が好きなんですよ。

加藤:
ほぉ。

田口:
それで、シャーペンを買いまくるんですよ。『やっぱり、ぺんてるかなー!』とか言いながら(笑)

加藤:
えー!面白いですね!

田口:
ですよね!僕もなかなか面白い趣味だなって思って見守ってるんです。でも、母親目線で見ると無駄遣いが過ぎるように見えるみたいなんですよね。

村田:
ん?でも、決められてるお小遣いの範囲なんでしょ?

田口:
そうそう。僕なんかは『小遣い範囲内でやってるんだから、いいじゃん』って思っちゃうんですけど。

村田:
お小遣いの金額設定が良くないんじゃない?

田口:
そうなんですかね。文房具買う程度なんで、特別に多い訳じゃないと思ってたんですが…。一応、テストの成績だとか何かの結果が良かった時にOKしてるんですよ。

加藤:
なるほど。

今村:
さっき『やっぱり、ぺんてる』って出てきましたけど、それってメーカーごとの性質を理解して買ってるってことですよね。僕は、そういうことができているならいい気がします。

田口:
いや、そうなんですよ。めちゃくちゃ詳しくて。この間娘から、ぺんてるが販売してる ”オレンズ” っていう芯の折れないシャーペンをを教えてもらったんですけど、芯を守るために本体から芯先端を出さない構造なんですよ!それで字が書けるなんてすごくないですか?

加藤:
田口さんまで、めちゃくちゃ詳しくなってる(笑)

村田:
娘さん、めっちゃくちゃいいねー。

田口:
もう『ぺんてるに就職しろ!』って思ってます。

村田:
そしたら?そしたら?

田口:
『みんなが欲しがるような商品はつくりたくない』って…。

今村:
すごい尖ってる…。

定金:
"クルトガ" じゃん。

加藤:
(笑)

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村田:
面白い視点も育ってるし、そんなに悪いことじゃない気がしてきたけど、奥さんは何がNGなのかな。

田口:
母親目線で見ると、たとえ少額のものでも”代わる代わる新しい物を買ってる”ように見えかねないのは避けたいと。

加藤:
なるほど。確かに周囲の子供から理解されるかは、母親にとっては心配ですよね。

村田:
子供にとってお金の価値って曖昧だしね。

田口:
結局お金なんて、本当に食べ物に困るぐらい苦しい状況に至らない限り、完全な理解なんてできないんじゃないですかね。学校で知識を与えたとしても、そこにお金を稼ぐリアリティなんてないじゃないですか。

今村:
お金を稼ぐことに関しては、”どんな職業があるか”について学校で伝えきるのも難しいですよね。

田口:
そういえば、学校で話題が出たとかで年収聞かれたことはありますよ。

村田:
えっ!なんて答えるの?

田口:
そこはほら、『シャーペンいっぱい買えるくらい』とか…(笑)

菊地:
上手い(笑)

加藤:
子供対するお金の教育で悩むことなんですが、僕もあって。僕、結構メルカリやってるんですけど…

田口:
加藤さんは本当、僕の周りで一番メルカリやってますよ。

加藤:
(笑)まさにそのせいだと思うんですけど、親のやることって子供に伝搬するじゃないですか。ウチの子が、新しいおもちゃが欲しくなった時に古いおもちゃを持ち出してきて『これを売れば新しいの買えるかな?』って発言があって。

菊地:
おお!

加藤:
びっくりですよね!その時あらためて意識したんですけど、これから先、子どもたちはどんどん色んなサービスにネイティブに触れて行くじゃないですか。それで、お金を稼ぐ価値観ってどう伝えたらいいんだろうって思い始めたんです。

村田:
これからお金を稼ぐ手段っていっぱい増えていくよね。通勤電車の席を売ったり、オリンピックのチケット転売したり。

今村:
健さん、それダメなのばっかりです。

定金:
そういえば、僕当たりましたよ。オリンピックのチケット。

菊地:
えっ!すごい!

加藤:
何見るんですか!

定金:
『水泳(飛込)女子3m飛板飛込/決勝』です。

田口:
3mって、スポーツニュースとかでもあまり見たことないなぁ。

村田:
決勝ってことはメダルの授与も見られるの?

定金:
見られますよ!

加藤:
それは羨ましいなぁ。

3話へつづく…!

<ゲスト(へべれけメイト)大募集!>

この「青山デジタルプロダクション界隈CEOへべれけトーク 今宵もやっぱり覚えてないので、文字にしてもらいました。」に、ゲスト出演してくださるへべれけメイトを募集します。

正直にお話して、どうなるのかまったく読めない、とても試験的な試みです(笑)そんな状況も楽しみつつ、5人の社長たちとあれやこれやを語ってみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご応募ください。

へべれけメイトに応募する!

話を聞いた人
aya.h(Facebook)インターネットとお酒がすきな"非"ライター。
絵を描いた人
仲村直(Tumblr)肝臓のことを想いつづけて12年。二足のわらじ人。
乾杯したお店
南青山ひふみ(Retty)美味しい肴とお酒が楽しめる、大人理想のお店。

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