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#1 はじめての注文住宅 -土地との出会い-

きっかけは何気ないネット検索


はじめまして。アンヌです。
建売りの戸建てに住んではや14年が経ちました。アラフィフ夫婦ですが、いまから将来を考えて長く住める " 終の棲家 " を考えるきっかけとなったのはこの数年あっという間に世界情勢が変わってきたこと。コロナ禍や戦争など、私たちの生活も大きく変わりました。様々な影響を受けて実感したのは、家族と健康がつくづく大事だってことです。そして老後まで安心して暮らせる家づくりに拘りたい。

夢のマイホーム構想をぼんやり考えながら、何気なく土地探しをネットでぽちぽち始めたのがきっかけでした。

理想的な土地を偶然見つけた!

新しい家で重視したいポイントは大きく3つありました。
・広くて屋根のあるガレージ
・自分用のウォークインクローゼット
・音楽を楽しめる空間

叶えるには50坪ほどの土地が必要だろうと概算してました。すると、今住んでる駅から5つほど都心から離れたエリアに駅近で公園の裏手にある素敵なロケーションの物件Sが!
2階リビングにしたら窓全面に樹木が見えて癒やされること間違いなしです。(虫が飛んできそうだけど)
ここから2階リビング構想が脳内に広がり始めました。

 - 結論としては、いくつか気になる点があって物件Sは見送ったんですが、これが注文住宅プロジェクトの始まりとなりました。-

いま住んでいるエリアがいいという夫の希望を受け入れて検索してみたけど、高低差があるこのエリアでは希望する物件がなかなか見つかりません。玄関まで長い階段を造らないといけない土地だったり、十分な広さの駐車場スペースがとれなかったり、土地自体は満足でも歩けないほど駅から遠かったり。

焦る必要もないし、ゆっくり探そう

一旦やーめた。
そう思ったら逆のことが起きやすいのかもしれません。気を抜いた次の瞬間に、高低差も少なく、駅からも楽に歩ける物件Aが見つかりました。
夫も「ここならいいね!」と乗り気です。
ところが問い合わせをすると既に申し込みが入っているとのこと。せっかく夫も気に入っていたけど仕方ありません。

物件Sを見つけたときから話をしていたヘーベルハウスの担当さんにも相談に乗ってもらいつつ、不動産会社で似たような土地がでたらすぐに連絡をもらうことにしました。
不動産の担当さんと話しながら、ついつい本音が漏れます。
「あの土地は夫も気に入っていたから本当に残念なんです。いま売りたい話が出ている近しい物件ないですか?」

こちらの本気度が伝わったせいか、ある情報をくれました。それは、申込済みされている物件Aを2番手で申し込みできるという内容です。
ダメ元で申し込んでおくことにリスクはありません。

土地に呼ばれたのか引き寄せたのか

結果、物件Aは2番手で申し込みをした私たちのものになりました。内容は伏せますが先に申し込んでいた方が事情で諦めたらしいのです。
すぐにヘーベルハウスの担当さんへ連絡し、物件Sで考えていた間取りをベースに物件Aで作り直してもらえないか打ち合わせを開始しました。

この時点で8月半ば。土地の契約条件は9月中です。ローンの仮審査は不動産屋さんが準備していた仮の建築図面の費用で通すことにしました。
とはいえ、ヘーベルハウスは1坪あたりの単価が高いので仮審査の金額を超える可能性があります。
頭金で調整して、滑り込みで仮審査を終えました。

本来であれば、仮審査を進めたので家のプランはそこまで慌てなくても大丈夫です。でも世界情勢が不安定な昨今なので10月からありとあらゆるメーカーが値上げします。当然不動産業界も上がります。買い物の中でも最上級に高額な家となれば、わずか1−2%上がっただけでインパクトが大きく違います。

「詳細のプランは後から変更するとして、大きく金額が変わるところを決めてしまいましょう。」建物の大きさに関わるところ、部屋の間取り、外構費用など。

その翌週に土地の契約を終えたあと、ヘーベルハウスでも打ち合わせをしてトータル4時間半くらいかかりました。
契約前の最終的な打ち合わせだったので値引きもしてもらい、仮審査で出した金額よりちょっとだけ余裕のある数字で収めることができました。
これで、家の方も契約が完了です。

詳細をこの場で詰めるより、まずは9月の金額で家を建てること。これが重要だったのであとから不要な建具や造作を減らしていこうという考えで進めていきました。


読んでいただきありがとうございました。
次は、なぜヘーベルハウスを選んだのかなど、ハウスメーカー選定について書きます。


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