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もう手放せない食洗器
令和の三種の神器は、ルンバ、ドラム式洗濯乾燥機、そして食洗器(と宅配ボックス、ほったらかし調理家電)だと思う。共働き夫婦にとって時短に貢献するものは、積極的に取り入れている。
へーベルハウスを建てる前のマンション暮らしでは、皿を手洗いして肌が荒れる問題が頻繁に発生していたが、食洗器を導入後は解決。暮らしのアップデートを実感できた設備で、満足度が高かった。
朝昼晩の食後、水で軽く汚れを落としたお皿を入れて、夜にタイマーをセットしておくだけでピカピカの仕上がり。乾燥後、棚に収納するだけで済む。
そんな快適な暮らしを今では送れているが、打ち合わせでは食洗器にたどり着くまで、長い旅だった。
まず、食洗器の種類が大きく2種類ある。
① プルオープン型
② フロントオープン型
国内ではプルオープン型が主流のようで、フロントオープン型の選択肢が少ない。どうみても、プルオープン型は、お皿を綺麗にいれるのが面倒くさそうで、使わなくなりそうだった。しかし、フロントオープン型を提供しているのは、国内リンナイ1社くらいだ。(昔、パナソニックが提供していたようだが、今はない)
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プルオープン型の選択肢を海外製に求め、以下3つを検討した。
①国内製:リンナイ
②海外製:ボッシュ
③海外製:ミーレ
キッチン内覧会のブログに、キッチンハウス廉価ブランドのGRAFTEKTについて触れたが、ミーレやボッシュの食洗器がフィットするキッチンを探していた背景がある。
ミーレやボッシュは大容量で洗浄力も高い。車にたとえると、食洗器のメルセデスベンツとBMWのような憧れの存在だ。大変気に入ったのだが、昨今のコロナによるサプライチェーン混乱で、品薄で納期が全く見通せないとのメーカー回答で諦めた。
結果、リンナイのフロントオープンになった。ミーレーやボッシュと比べて容量は小さかったり、籠がステンレスでないといった点で評価が低かったが、期待を上回るパフォーマンスを発揮している。夫婦+子供1人の朝昼晩のお皿の量であれば余裕で、カレーのしつこい汚れも綺麗な仕上がりになる。
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へーベルハウスに、リクシルリシェルSIにリンナイ食洗器の一部むき出しに金属を化粧板で隠してほしいと要望したが、「無理」との回答。リクシルが台所と同じ化粧板をくれないらしい。フロントオープン型の需要は高まっているように感じるので、リクシルはリンナイのフロントオープン型の納まりを改善させ、融通を効かせた方がよいと思う。
続く