「日本のリトルインディア」西葛西に行ってみました
何ゆえに西葛西?ってそんなには明確でもないようですが、とにかく西葛西はリトルインディアと呼ばれていることで有名です。実は初めて!行ってみました(昔友人宅を訪問したことはあるのですが、それは全く別です)
どうも普段大久保ー新大久保、高田馬場、北池袋、といったアジア系に「濃い」街を徘徊しているので、多少は類似な濃さを期待したのですが、さすがにそこまでは、って感じでした。確かに街を歩いている人の「インド人率?」は若干高めかな、とは感じたくらいです。
ともあれYouTubeで見て行ってみたくなった「アムダスラビ―」に早速行ってみます。週末のブッフェサービス@¥1,300.(未だに食べ放題に弱いときがあります・・・💦)
ランチの営業は11時スタートで、定刻?に店に向かうと、既に数人が並んでいて、開店とほぼ同時に20席弱が満席になるという人気ぶりでした。皆さん慣れているようで、席に座るや否や真っ先にブッフェコーナーに向かい、どんどん料理を揃えていきます。
「南インドレストラン」ということで、料理は南インドの味が満載でした。ビリヤニもごろごろとしたマトンもあって納得。普段ナンをめったに食べなくなってしまったので、これも嬉しかったです。
少々落ち着いたところで、周りを見ますと、20人弱のお客さんはほとんどが日本人のようで、意外でした。ブッフェ@¥1,300という超高コスパからでしょうか?そして、結構日本人に合わせた味にしているように感じました。
いつも「伝統vs現地化」という視線に拘っています。
日本人は、現地化で海外からの料理を自分たちのものにしてしまう技術が圧倒的に強いです。反面、海外の料理をそのまま受け入れるのはあまり見られない。例えばいわゆる「ガチ中華」と言われる店のお客さんの中国人率は
非常に多くが「かなり高い」という状況です。インド料理は、北インド、(従業員は実はネパールということが多い)は、現地化が高そうです。反面南インドは「ガチ」に少々近いかな。
そしていつも思います。どちらかに偏らず「中庸」が一番ではないかと。
例えばマレーシア、例えばシンガポール。多民族国家の歴史ではありますが、様々の融合が随所に見られる。(そうはいえ政治、行政、ビジネスなどでは根深い難しさが隠れているのは承知ですが、であるからこそ人間の一番の基本である「食」では「融合」が望ましいと思うのです。
一度、インド料理店では、インド式に「手食」で従業員さんのほほえましさを引き出して見ませんか!(外観はかなり厳つい(失礼!)のですが笑うとチャーミングな人が多い!!)