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BD790I SEとJonsbo C6 ITXなどで自作PCを組んだら自己満足した

本記事はアフィリエイトリンクなどの広告を含みます。(ただ、今回のJonsbo C6やM2 To 10GBEなどの商品についてはたいていAliExpressなどで買ったほうが安く買えます。)

また、この記事は重藤録の記事をNoteに移転したものです。

なお、本記事の執筆にAIは一切使っておらず、すべて人力で執筆しています。

ちなみに790S7は以前別の記事のためにMinisforum様から提供を頂いたものですが、本記事では790S7の紹介に主眼をおいたものではない上、自発的に記事を作成しており790S7などの案件記事ではありません。

この記事では7940HX搭載Mini-ITXマザーのBD790I SEやコスパ◯なMini-ITXケースのJonsbo C6 ITXやRTX3060やM.2 10GBEカードを使って個人的な理想のPCを作り上げていきます。

前回BD795MとCore V21で自作PCを組んだのですが、あまりにも巨大すぎて、筆者宅のスペースを大幅に専有してしまい、非常に非常に困っています。

さらに大きすぎて頻繁に動かすのに向いていません。

なので、以前提供をもらった790S7、そのマザーであるBD790I SEというMini-ITXマザーとMini-ITXケースで組み直すことにしました。

Jonsbo C6がMini-ITXで評判がそこそこ良く、さらにPCIE用のスロットも4つほど開いていて、M.2 SSDスロットから10GBEカードを伸ばしたいときにぴったりそうな上、ヤフーショッピングで実質5500円程度で購入できたので、選んでみました。

さらに、ケースファンには有識者の方から静音製やコスパが良いと推されたThermalRight TL-C12Cをいくつか使っています。

ライセンスやSSDや電源などは前回組んだBD795Mのマシンから流用しています。

組んでみた① ケースにマザーを入れる前の下準備


BD790I SEです。790S7から外したため、最初からファンが搭載されてあります。



アリエクで買ったWEIMUのメモリや特大ヒートシンク付きSSDを搭載しました。




組んでみた② JONSBO C6 ITXにBD790I SEを搭載



マザーボードのIOパネルを外さないとうまく固定できないのでIOパネルを外して組みました。。




さらに工程が進んで、ふと気づくと、電源の向きを逆向きにしていました。いや大変でした。







CPUファンの形状的に、フロントには薄型のファンしか入らなそうなので、USBファンを臨時的に外付けしています。



完成



また、写真は取っていませんが、ケース内ファン×2には配線の侵入を防ぐファンガードを取り付けています。

これがあることで、巻き込み事故を避けられます。CPUファンにも今後追加する予定です。

また、別記事でM.2 SSD端子から10GBEを生やすアダプタを紹介しており、そちらも今後Noteに掲載します。


速度の一例、M2 To 10GBEでもチューニングを施せば速度はエグイ出る


Jonsbo C6の感想


コンパクトでオール金属で、外観はほぼ◯


PCケースは透明なパネルがついていることが多いのですが、個人的には反射や物を置いたときの耐久性が気になるので、できればパネル部分がなく、金属のものがいいと思っていました。

Jonsbo C6は6面がほとんどすべてメッシュとなっていて、とても望ましいです。

また、MiniITXということもあって、コンパクトで素晴らしいです。


HDD用のスペースが排他仕様であり、その分だけコンパクトであることも、とてもいい特徴だと思います。

さらにケース側にPCIE用のスロットが4つついていて、グラボとM2 To 10GBEを両方生やせます。

気になった点としては、粉体塗装となっていて、こすれると粉が飛ぶことぐらいでしょうか。


マザボのIOパネルが設置できない


今回組み立ててみて、電源位置を動かせることを知らずに電源ピンが刺せないと誤解したり、ATXの取り付け向きを180度逆にしてしまっていて、配線が電源とグラボの間に挟まってしまっていたりと筆者のミスはそこそこに多大でした。

しかし気になった点の一つがマザボのIOパネルが取り付けられないことです。

ケースかIOパネルのどちらかを加工しないと取り付けは不可能だったので、IOパネルを取り外して、端子が剥き出しの状態で使用することになりました。


取り回しも設置もとても良い


Core V21のMicro ATXモデルを使っていて感じたのは、でかくて取り回しが効かないということでした。
424×320×336mmのサイズはスペースもかなり占有する上、サイズが大きく動かすのがとても大変でした。

しかしJonsbo C6 ITXは202×266×295.2mmとてもコンパクトで、置き場所を選びません。

さらにお誂え向きにナイロンの取っ手まであり、とても持ち運びしやすく、たすかります。

配線整理は必要そう


狭い筐体なので、配線整理は必要そうですb。
筆者はThermalTake SMART Pro600Wというフルモジューラー式でない、配線の取り外しができない電源を使っていますが、組めることは組めます。

また、かなりギチギチなケースなので、より余裕があるものを選びたい場合は、Micro ATX版のJonsbo C6を選ぶというのも手かもしれません。


Thermalright TL-C12Cの感想



静音かも?

単体で回っているのを聞いてみると結構音は小さめです。


冷却能力は不明

室温が15度程度と低めなこともあり、冷却能力は不明です。

クーラー稼働時でも28度まで上がる夏場とかに検証してみたいですね。



7940HXやRTX3060で組んでみてめちゃくちゃ良かったという感想

7940HXの性能は超評価

7940HXはとても評価します。

CPUマルチスコアで13900Hなどの2倍近くの性能が出るだけでなく、世代も新し目っぽいのでOCをしなければワッパも優秀そうです。

また、性能はとても低いとはいえ内蔵GPUを搭載しているため、グラボなしでも映像出力ができ、時としてRTX3060の処理を軽減させることにつなげています。

RTX3000番代以降でないととできないことが結構ある

いろいろな用途において、RTX3000番代がないとできないことが結構あります。

単純に処理性能が足りなかったり、RTX2000番台以前では対応してなかったりする機能があるので、RTX3060を使う理由になり得ます。


3060ならAI性能もバッチリ

たまに画像生成や文章の要約をAIで行うのですが、そのさいに3060であることである程度高速に処理ができます。

7940HXが3060の弱点をカバーしてくれる

3060の弱点として、AV1のハードウェアエンコードに対応していないことがあげられます。

そのため、動画素材をOBSで収録しようとするとグラボを使ったAV1録画ができません。

しかしとても高性能な7940HXを使えばソフトウェアエンコードして収録することでFHDていどなら設定により変動するもののCPU使用率30%ぐらいで収録できます。

なお、3060については楽天やメルカリで中古狙いで買ったほうがお得だと思うのでリンクを貼りません。

あとがき

参考になれば幸いです。


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