続・続・ハムカツ難民
先日、宅地建物取引士の資格試験があり受験した。試験の感触については別のNOTEに書く予定です。試験が終了したのが15:00過ぎ、この時間だったらデパ地下の食料品売り場には『ハムカツ』が売っているかもしれない。
期待を抱きながらデパートへ向かう。鹿児島のデパートといえば『山形屋』である。何年か前に外装をリニューアルして大正時代のモダンな外観に変わっている。ここに来るのは久しぶり。
早速、地下一階の食料品売り場へ向かう。
醤油の焦げる匂いが鼻をくすぐる。視線を匂いのする方向へ向けると『しんこ団子』という醤油だれでつけ焼きした団子屋のブースが視野に入ってくる。
試験終わりの疲れと空腹が、これもいいんじゃない!と脳内に話しかけてくる。
いやいや、ここでのミッションは『ハムカツ』リサーチだった。
地下の売り場を一周する、お肉屋、中華惣菜、魚屋、とんかつなどの揚げ物屋、これら全てのショーケースを見た結果、どこにも『ハムカツ』は販売していないことを確認した。既に売り切れで在庫切れではない、元々置いていないようだ。
コロッケはバリエーション豊かに五種類のコロッケを販売している。唐揚げも2、3種類の味のバリエーション展開で置いていた。
なのになのに、『ハムカツ』は影も形も匂いさえもなかった。
気落ちしたところに目に入ったのは『金生まんじゅう』
これは私が子供の頃以前からあるまんじゅう。白餡で飽きのこない味。
購入して帰途についた。
『ハムカツ』は期待していたデパ地下にもなかった。
これで、流浪のハムカツ難民になった。
今は誰かにヘルプを求めたい気分。