富士ヒル2022 選抜 目標&機材選定

かなーり遅いレポになるが、いい加減振りかえります。笑

まずは2021年、ゴールドリングを取得した日、チームLINEにて「来年は選抜で走ろうぜ!」というコメントがあり、当日調子に乗っている自分は「勿論!」と返す。

その調子で2022年のエントリーも選抜希望で偶然にも当選。初の選抜で走らさせて頂くことになる。

ということで目標からレースレポまで語っていこう。

因みに目次は以下の通り

  1. 目標設定

  2. 機材選定

  3. レース作戦・対策

  4. 実際のレースレポ

  5. 振り返り、来年以降の抱負

1.目標設定
まずは当たり前だが目標設定だ。

2021年ギリギリゴールドを取ったレベルの実力値、30代で急激な伸びは見込めない。
更に9月に第一子が誕生して練習時間は減る一方・・・。

これらの上記の事を考えると間違ってもプラチナ取得!とは言えないのが事実だった。
だがいつまで走るかは分からないが、まだ選抜という憧れの場で継続して走りたかった。

結果、現実的且つ今より成長を実感できる目標として以下の難易度で目標を立てた。

①順位が真ん中より上
②選抜でゴールド
③ベストを尽くす

それぞれの理由について説明しよう。


①順位が真ん中より上
これは来年度以降に繋げるということにおいて非常に重要な意味を持つ。自分のように入賞歴が1個も無い人間が次も選ばれるとしたら、そこそこの成績を選抜で納めなければならない。
その為には真ん中より上の成績であれば来年度も選抜に選ばれる可能性は上がると判断した為だ。

更に過去のリザルトを確認すると真ん中程度であれば約63分前後であることが多かった。
去年の自分の成績(64:29)より1分は更新できる&しなければならない、ということで最優先の目標だ。

②ゴールド
これは最低限とっておきたい目標だ。
正直、去年のゴールドはトレイン内でのおんぶ抱っこだったし、今年も取れるか?と言われたらあんまり自信は無かった。
そして最低限ゴールドを取っとけば来年以降も選抜出れなくは無いだろ・・・という希望的観測からの目標設定。

③ベストを尽くす
これは当たり前。もう二度と選ばれないかもしれないし、がむしゃらに走る、ではなく出せる最大限の実力を出したい。
そのためには無い頭振り絞って手段を尽くす必要がある。


2.機材選定
自分にはメインバイクが2台ある。
1つは超軽量リムのFUJI SL(5.93kg)
もう1つはエアロディスクのFUJI TANSONIC DISC(7.45kg)だ。
2021年の富士ヒルはSLでゴールドを取ることがてきた。普通に考えればそのままSLに乗ればいいのだが、今年はトランソニックにスイッチした。
理由は以下の通りだ。
①レースの高速化

目標が高くなるにつれ、当たり前だが、レースの平均スピードは高くなる。
ゴールドなら22.2km/h、プラチナならなんと24km/hだ。
また、平均勾配でも富士ヒルは5.2%とかなり低く、キャノンデールの研究結果だとpwr4なら6%、pwr5なら7%弱の勾配まではエアロロードの方が優位とのこと。
(詳細は十三峠さんのブログ参照)


FUJI SL


FUJI TANSONIC DISC
(下の方の黒いのね)

②ヤビツを登った時の結果及びフィーリング

関東で有名なヤビツ峠。ここは平均勾配がスバルラインと近い(5.9%)、且つ家から近い為良く登っている場所だ。
ここで上記2車種で登るとどうもトランソニックの方が脚当たりが良くタイムも安定する。結局ベストタイムもトランソニックだった。

③リスクマネジメント
詳細のレース展望は別で語るが、最悪の場合千切れて単独走が長く続くかもしれない。
スバルラインは横風も強く、風の影響が甚大だ。
そうなるとダウンチューブが六角形とエアロガン無視のSLよりトランソニックの方がはるかに優位だ。

上記①~③を考えて今回はトランソニックに決定した。
因みに機材詳細は以下の通り

フレーム&フォーク 
FUJI TRANSONIC56サイズ(1100+400g)
メインコンポ 
電動アルテグラ11速 クランクのみFC-R9100P
ホイール 
ligjt bicycle ar375
(37.5mmハイト/1320g)
タイヤ
ミシュラン パワーTT 25c(190g×2)
前6.0 6.2bar
チューブ
レボループ レースウルトラ(29g×2)
シートポスト
純正(200g)
ハンドル 
deda alanera(350g)
サドル 
prologo dimension tirox(190g)
合計7.45kg

正直、重いです。選抜での自転車重量では恐らくトップクラスだったでしょう。
来年は少し機材更新しますが、それでも7.3kg台かなと。
本人の体重(64.5kg)と合わせれば間違いなく最重量級だったでしょう。
まぁ、これに関しては体格は変えられないし、自分の選択肢を信じるしかない。

続きはレース前まで練りに練ったレースの作戦と対策について説明します。

ここまで読んで頂いた方はありがとうございます。

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