ライブはじめ
今年のライブ初めは、向井秀徳アコースティックエレクトリックのよみうりホール公演。前回のよみうりホール公演にも来たことがあるのだけれど、そのときは最前ドセンターで向井秀徳氏のギターの弦が震えるところまで見えて、本当に一瞬の出来事だったように感じた。ちょうどウクライナ戦争がはじまったところで、普段あまり時事問題に言及したりしない向井秀徳氏が自問自答でそのことに触れていたのをよく覚えている。YouTubeにその後そのときの演奏がアップされたが、今でも繰り返し見てしまうくらい、思い出に残るライブだった。
今回はさすがに最前というわけにはいかず、後方の真ん中らへんだった。前方に座高の高い人がいて、向井秀徳氏をあまり目視できなかったのだけが残念。
しかし、Twitter(今はXなんだけれど、どうにも慣れない)でずっと音楽の趣味が合いそうだな〜と感じていたけれど特に絡むこともできずにいた人に思い切ってリプを飛ばし、公演前にご挨拶できた。新しい御縁があって、鬱屈した気持ちの新年がすこし明るく感じられた。
前回はヒリつくワンマンだったけれど、今回は向井秀徳氏はアルコールを摂取しながらだったからか、のびのび演奏していたように感じた。前回のときはコロナ禍真っ只中でアルコールの提供を色んな店で自粛していた時期でもあったので、ステージ上でもアルコールはなかったのだ。呑み終わった空き缶をステージ袖に向かって投げると、新しいものが運ばれてくるシステム?にニヤニヤしてしまった。ついでにアンコールで出てきたときに真っ黄色のパーカーを着ていて、顔を隠しながら出てきて第一声「Vaundyです」も一夜明けた今でもニヤニヤしている。
サーカスナイトのカバーをしていたのは知っていたが初めてライブで聞けたこと、アコエレ初解禁のポテサラも聞けたこと、行ってよかったなと心から思った。いつも「This is 向井秀徳」をステージで何回言うのか数えようと思って忘れてしまうので、次に見に行くことがあれば忘れないようにしよう。
ありがとう、向井秀徳氏。おかげで今年は楽しいことがあるかもと思えるようになりました。またアコエレやってほしい。できれば、よみうりホールで。有楽町で会いましょう。