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はじめての区民まつり

地域のお祭り、というものに子どもが生まれてから敏感になった。正確に言えば、生まれてから、というよりは最近になって。1歳になるころにコロナが流行りだして、そういうお祭りを楽しめる年頃のときに軒並みイベントが中止になったせいもあって、あんまり積極的に参加してこなかった。

上の子が5歳になり、色々と楽しめるようになって、その中にお祭りとかイベントというものが入ってくるようになった。たまたま夫も仕事が休みのタイミングだったので、区民まつりに行ってきた。どんなもんかな〜くらいの軽い気持ちで行ったら、想像の数倍の規模感でびっくり。

子供向けの工作コーナー、紙芝居、積み木のエリアもあれば、都外の物産エリア(匝瑳市とか、気仙沼とか、ほんと色々)、儲け度外視の団体の飲食販売もあれば、JAの野菜売り場もあるし、屋台飯もあった。藝大の学生さんが一緒にやってくれる、風車を作れるブースで長女は風車を作った。わたしは下の子をベビーカーに乗せていたので狭いブースに入れなかったので夫が付き添い。夫曰く、学生さんの指示に従ってサクサク作っていて、一緒に作っていた親子のペースを待っている時間のほうが長かったらしい。工作とか好きなんだなぁと思うことは前からあったけれど、わりと複雑な作業もスムーズにできることに驚かされた。できあがった風車を嬉しそうに眺める長女の目がキラキラしていて、眩しかったなぁ。

食べ物が結構いろいろあって、鮎の塩焼きとか、串に刺さったシューマイ、骨付きフランク、ブルーベリージュース、でっかいつくね串なんかを子どもと夫のリクエストで買った。あと小松菜まんじゅう。JAの出店もあって、野菜も買ったり。駐車場もあって車で行けたけれど、会場までの道が階段だったり狭かったりしたので来年行くときは下の子歩いてくれてるといいな〜なんて。

子どもと出かける先に、わりと毎週末悩んでしまう。テーマパークとか買い物とかに行くと、毎回結構お金を使うし、なるべくお金はかけないで、でも子どもも楽しめるとなると、なかなか難しいことがある。秋はこういう地域のお祭り的なイベントが増えるので、ありがたいな。子どもができてからの、ささやかな悩み。



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