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【品】を深掘り分析した
誰もが感じとることができる雰囲気、それこそが「品」ではないだろうか?オーラは誰でも見れるわけでないが、「あの人は品がある」と感じ取った経験がある人が多いのではないだろうか?
さぁ、今回は目に見えないけど、何となく感じ取っている「品」について、深堀してみよう。
まずは、上品と下品を比べてみた。
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【品】がある/印象
人物の言動や雰囲気、装い、あるいは物の風情や佇まいなどに、優雅で洗練された美しさや上品さの印象を感じるさま。
/「品」の印象の構成要素は、
性格の中身(内面)、道徳性(良心)、心がけ(姿勢)だと考える。
【品格】がある/感じられるもの
人やその物に感じられる気高さや上品さ。
/品格は与えられるもの。
品(礼儀、教養)が備わっている家庭に生まれる。
それが(訓練、規律)により習慣化し、
身に付く。(内側から湧き出るようになる。)
【品位】が備わる/心掛けによる内面
身だしなみや立ち居振る舞い
言葉遣いはもとよりルールやマナー(作法を含む)
他者や周囲への気遣い・気配りなど
個人の心がけによるもの
/外面的な修練も品位には欠かせないが、基本にあるのはむしろ内面。
落ち着いた態度や節度、言葉遣い、他者や周囲への気配り、遠慮、謙虚さなどが重要な要素。
【品性】が高い/道徳的価値の性格
個人がそなえている道徳的価値として見た性格。
【気品】/心がけによる気高い内面性
どことなく感じられる上品さ。気高い品位。
【気高さ】/良心に従う高貴なさま
自分の良心に従って人間性に外れず生きること。
「気高い」は、気品があって高貴な感じであるさま。
【徳】/修養により人として ねうちのある性格
精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。
人としてねうちのある行い。
まとめ
日本語は細かく言葉が分類されている。英語では1単語しかないものも、日本語になると何種類もあることがたくさん。その細かな差を感じ取れる繊細さが日本人の心。日本語の言葉の深さに注目してみよう。きっと味わうことが面白いはず。
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