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憂、燦々と愛燦燦。You&I、そしてSUN
憂、燦々 [4:10]
(作詞:尾崎世界観・小野健 / 作曲:尾崎世界観)資生堂「ANESSA」2013年CMソング。
資生堂側から「You Sun Sun (ゆうさんさん)」というフレーズと、サビの歌詞の"憂"の回数が最初から指定されていた
2013年の自分、何してた?
多分このnoteの読者さんはもうこの世に生まれてたと思うけどさ。
サビ先の曲だったんじゃないかな?と記憶する。
違っていたらごめんね。
とてもインパクトのある声、リフレインする「憂」のフレーズ
憂いが加速していくようにも捉えられる。
なのに明るく聞こえるのはメジャーコードのおかげだと思う。
だから太陽の眩しさを感じるし、Sun Sunが似合うんだ。
PVをリンクでつけているけど、見ていただけたらわかるように、
ダメンズに見切りをつけられない依存気味彼女が出てくる。
歌詞考察でもなんでもない、ただの感想だけど、聞いてくれる人がいたら嬉しいな。
このカップルを見てどう思った?
非現実的?フィクション?
私には、どうしても、どこかにある誰かの日常のような気がしてならなかった。
それだけこのPVは人の心を揺さぶっちゃうトリックが仕掛けられていると思う。こういうのって、その人がどう感じるかだから、詳しくはyoutubeのコメ欄とかを探せば見つかると思うよ。
燦々
太陽などが明るく光り輝くさま。彩りなどの鮮やかで美しいさま。「陽 (ひ) が—とふりそそぐ」
燦々と「憂」がふりそそぐ。
あなたといると、彩りもあるけど、「憂」がふりそそぐ。
その怒りを終盤、尾崎世界観に激しくぶつける主人公の女性。
でも、どこか怒りをぶつけた後に、放心状態で、
「あぁ、もうどうでもいいや」
って顔をしているような気がする。
一方の尾崎世界観は、それを何事もないように受け流す。
二人のせかいは交わらない。
ダメンズに引っかかっていた頃の自分を思い出しては、このPVみたいな未来にならなくてよかったと思うこともある。
もし、ダメンズが、「憂」じゃなくて「愛」を注いでくれていたら。
あなたが、愛だったら、
YOUがIならとか、
いろんな共通点やこじつけを探してみる。
アンサーソングでもなんでもないけど、
これも何番煎じかもしれないけど、
美空ひばりさんの「愛燦燦」を思い出す。
古い曲は聞かないw
って方も知っているかもしれない美空ひばりさん。
雨 潸々と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
人は哀しい 哀しいものですね
それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
人生を「不思議」として捉えている。
あなたと私の交わらない物語、それもまた仕方のないこと。
もし、縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。
私は、私だ。
と、できたら。あのPVの女性はやるせない怒りをぶつけなかったのかな?
荒んだ心は愛燦燦でリフレッシュさせてみてもいいかもしれない。
SUN、太陽は恒星。
自分が主軸になって生きられたら、光になれたら
そんな太陽をあのPVの彼氏だとすると、その光を放てる身勝手さが女性は許せなかったのかな。
……なんてね、全て私の妄想。