いつかのモーターショー“献血の日”によせて
Googleの倉庫がパンパンになったと注意報。
有形の見える断捨離の他にも
オンラインの断捨離もしなくては。
データの処分ついでにnoteに投稿しようと
すると、本日は「献血の日」でもあるそう。
画像のデータの中から、ある車の写真を見つけた。
赤いBMW 3シリーズ(E46-325i)
この車のかつての持ち主は、
アイドル、
歌手、シンガー、ミュージカル女優と多彩な活動をされた
本田美奈子さん。
生年月日: 1967年7月31日 ~ 死亡: 2005年11月6日
「孤独なハリケーン」
映画「パッセンジャー 過ぎ去りし日々 」の主題歌
歌い方が完全に洋楽のロック歌手!
作品は未見、中古のVHSが高い・・・。
「1986年のマリリン」
「Temptation(誘惑)」
「Oneway Generation」
「ナージャ!!」というアニメの主題歌も歌っていた。
「明日のナージャ」。前作が、おじゃ魔女ドレミちゃん
後番組がプリキュアという人気作品に挟まれて、
知名度が低い、ちょっと不遇な作品だった。
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愛車のBMW
本田美奈子.さんは生前に
自ら運転して事務所や劇場に
通われていました。
ナンバーの「375」は
自分の名前をとって。
MINAKO with WILD CATS時代の
曲名を取って「ジュリア」と
呼んで大切にしていました。
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一時、アイドルとして、低迷していた時期があり、
ロックバンドを結成するも、
それすらも空回りしてしまった時期があった。
傍から見ても、もがいているように見えた・・・。
歌唱力があっても、可愛いアイドルから次のステップに移るのは難しく、
ほぼ同期の、菊池桃子も、ラ・ムーなんてやってたっけ・・・。
菊池桃子も、いまや、母親で、大学の先生でもあり・・・。
本題に戻って
こちらの車は
女性らしくもあり、キュートなルックスに秘めた燃えるような情熱を表すには、
やはり赤なのだろう。
本田美奈子さんのご遺族が、
こちらの車を売却して児童養護施設に寝具を寄贈されたのだとか。
ナンバーが375(ミナコ)
ご遺族の手元から離れて、どなたがオーナーなのかは、分からないが、
こうして、リアルで対面できると、
ちょっと身震いしてしまったことを記憶している。
岡田有希子さんのお墓の前でもそうだった。
ご本人はいないはずなのに、
80年代に多感な頃をすごした人間だからこそ感じる、ググーッとくる引力。
彗星のごとく現れ、
歌唱力、ルックスともに抜群の歌手 本田美奈子さん
この名古屋モーターショーは2017年に行った模様。
※名古屋モーターショーはヤマハ、カワサキからは出展されていない。
名古屋飛ばし・・・。
ほんの数年前の画像なのに、まだ電気自動車だの
持続可能なナントカ、
あまり声高に叫ばれていなかったような・・・。
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御母堂の工藤美枝子さんは、現在、
白血病や難病に苦しむ人の支援活動の一環として
NPO法人「リブ・フォー・ライフ美奈子基金」
の発起人として活動されている。
リブ・フォー・ライフ美奈子基金
今でも、本田美奈子さんのご母堂は
部屋の掃除を欠かせないし、
着ていたパジャマは10日に一度は洗濯されているのだとか。
こんな私も、微力ながら、年に数回、献血はさせていただいている。
※まだコロナ禍前に撮影した画像を使用
生きた証なんて大げさではあるが、
どこかで、誰かが、自分の分身を活用してくれて、
エネルギーになってくれていれば、それで充分。
クルマやバイクの新型車や試作車がメインの展示であるモーターショーの中で、
この車からは、愛用されていたものだけが放つ格別のオーラが伝わってきた。
新しくもない、特別な改造をされたわけでもない、
しかし、大事にされていたのだろうなという。
行った甲斐のあるショーだった。
今回はnote大学のコウ氏へのアンサーソングならぬ、アンサー記事でもある。