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『マネーゲーム』とは、野球部みたいなもの

お金の世界 = マネーゲームの構造は、『野球部のルール』によく似ています。

これを理解することで、いかに「お金から自由」になり、この現実世界・資本主義社会(=仕事とお買い物)を楽しむか?というヒントになると思い、本日はシェアしていきます。
 



⒈ 野球部にあるもの 〜成績とポジション〜


野球には、「攻撃」と「守備」があります。ボールを打つこと(走ること)と、捕ること。

これが、その選手の「成績・点数」と「ポジション」を決めます。

野球部に、10人以上メンバーがいる場合、スタメン = ポジション争いがあって、より優れた選手が、選ばれることになります。
(ピッチャー、キャッチャー、セカンド、センター… のように)
 

a. 野球が『自分の価値アイデンティティー』にすり替わっていく


多くの選手たちは、「どれだけ打てたか?」という成績や「どのポジションを守っているか?」という居場所が、『自己評価』となり、いつの間にか、外的な評価によって、『自分』を感じるようになります。

「打てるほど、自分はすごい」

「このポジションをずっと守っている自分には価値がある」

ということ。

それはいいことのように聞こえますが、裏を返せば…

「打てなくなったら自分はダメ」

「このポジションをなんとしても、失えない!」

と、『野球のゲーム試合』に執着するようになりますから、クソ真面目になるほどに、不自由ストレスになっていくんです。
 

b.「成功」と「幸せ」の無関係さ


だから、「外側から見て、どれだけ成功しているか?」が、本人の経験している幸せとは一致しない。

多くの人が真似できない、野球の成功を収めても、ドラッグに溺れてしまう、ということがあり得るのです。
 

⒉『望まないゲーム』をやめられなくなる理由


さて、僕自身も、小学生の時はソフトボールをやり、その流れで中学校でも野球部に入りました。

でも、中学の野球部は、心から楽しいと思えず、「早く辞めたい…」と思っていた。

全員がスタメンになれない中、ポジションを与えられていたことに、矛盾した安心感を覚えながら、早く辞めてしまえばいいものを、引退・卒業までやってしまった。

「周囲にどう思われるかな?」

「負け組に見られる」

「中3まではやろう」

そう考えて。
 

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