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「プロフェッショナル」の定義 〜お金だけじゃない価値のありか〜
アーティストの世界で、「それで食えているかどうか?」が、「プロかどうか?」というひとつの基準になっている。
かつてそういった価値観があったと思います。
ですが、このひとつのものさしだけで、『自分』を判断してしまうと、大切なものを見落としてしまいます。
⒈ うまいアマチュア、下手なプロ
どんな世界にも、同様のことがあると思いますが…「あるオタクのテクニックが洗練されていて」、反対に、「大衆化するほど、技術は浅く、薄まっていく」という傾向です。
「音大生」と「ミュージシャン」
具体的には、「音大生(アマチュア)の方が、歌の技術が高く」て、「テレビに出ているミュージシャン(プロフェッショナル)の方が、歌が下手」というようなことです。
(これは批判をしたいのではなく、「お金」や「フォロワー数(認知度)」「いいねの数」にとらわれる危険性についての話です。)
⒉「お金」だけを判断基準にしない
「食えているか?」= お金を基準に、「プロであるかどうか?」を判断するのなら、その音大生は、「プロではない」し、仮に、創作に励むために活動休止したミュージシャンも(その間、音楽による収入が途絶え)、「プロでない」ことになります。
それって、本来の判断基準でしょうか?
ということです。
ニーズに合わせすぎる危険性
「お金」をひとつの基準とするのは、分かりやすい判断軸ではありますが、これにとらわれると、一定の技術や専門性を持った人は、どうしても、“ あえてレベルを落とすことによって ” 大衆のニーズに合わせるようになります。
(このことが分からずに、アーティストやプレーヤーをやっている人は、ある意味とっても幸せです!)
⒊『自分の定義』を持つこと
僕たちは、「プロであるかどうか?」の基準を、しっかりとらえ直す必要があるし、それは、個人個人の内側に持つ必要があるということです。
そうした時、「私は○○である!」というアイデンティティーもまた、もっと自由なものとなり、各人の誇りを前提とした、クリエイションや表現が可能になります。
こちらの記事に続きます。
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