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ローンを組むなら、『魂のキッシュ・ポイント』を作ってから。
マイホーム、車、大学の授業料(奨学金)。
いずれも、分割払いをするなら、ローン = 借入金です。
ローンを組むなら、その前に、『魂のキャッシュ・ポイント』を作ってから!
そんな話をしていきます。
⒈ なぜ、先に『魂のキャッシュ・ポイント』を作るべきなのか?
まず、どうして、『魂のキャッシュ・ポイント』を作ってから、ローンを組むべきなのか?
ということを説明します。
a. 20年ローンとは、「20年労働契約」
仮に、ですが、あなたが今、『望まない会社』で、「いいお給料」をもらっているとしましょう。
お金の余裕がありますし、未来も安泰だと分かっていますから、
「じゃあ、仕事を頑張っているご褒美にでも、マイホームでも買おうか」
とローンを組んだとします。
ここでは、シンプルに「20年ローン」だとしましょう。
これ、「マイホームを20年かけて払っていく(買う)」ということなのですが、言い換えれば…
『その望んでいない会社・職業を、あと20年継続する契約』
でもある、ということをよく理解してください。
そこまでして、「家」が欲しいでしょうか?
それはフェアな(望む)取引でしょうか?
ここでは、退職金だとか、ボーナスは考えないことにしましょう。大切なのはそういう部分じゃないんです。
『お金と労働のルール』の話。
b.「令和20年縛り」のコスパの悪さ
僕らの両親や、かつての時代は、『一生一職業』(会社員)というキャリアがふつうでしたが、令和の今、それが非常識とは言いませんが、1つの価値観・選択肢であり、「他のキャリア・プラン」がもっと自由に選べる時代になりました。
という時に、たかがマイホームのために、『20年間という時間』=「人生の他の可能性」を差し出すのは、コスパが悪い時代になった、と思います。
⒉ 奨学金の苦労話
僕自身の話をすると、マイホームも、マイカーも、買ったことがありませんが、奨学金だけは利用しました。
これで、とっても苦しんだんです。
だから、「同じ轍を踏まないように!」とお伝えしています。
合計、数百万円の奨学金。毎月、請求がきます。
社会人になると同時に、個人事業主となりましたから、固定給はありません。
当時、そこまで、お金を得続けることが難しいこととは思っていなかったんです。。
学校の成績は、基本的にずっと優秀でしたから、「頑張ればまぁ、当然結果は出るよね」と思っていた。
でも社会はもっと、ハードだった。
a. そのブランディング、20年続けたいですか?
幸い、『好きなことで生きていく』という決意が、自分を奮い立たせましたが、もしあなたが、『本望でもない仕事』で、20年ローン(20年の労働契約)を結ぶつもりなら、注意したいと思います。
繰り返しになりますけど、「あなたは、その仕事を、20年続けたいですか?」って。
これは、『個人起業家のブランディング』も同じことになります。
「そのサービス・コンテンツ提供を、20年続けたいですか?」ってこと。
b.『魂のキャッシュ・ポイント』が先、「高い買い物」が次
だから、僕自身の失敗から言えることは、(とは言っても、大学生や社会人1年目に、お金や起業の、真のルールなんて、分かるでしょうか。)
① まず、『魂のキャッシュ・ポイント』を作る。
② 次に、お金の契約・支払いをする。
という順番です。
『望まない仕事』をしながら、「20年契約(ローン)」をしてしまうと、『望まない仕事』が20年続きます。
これは、人生の大きなロスになると思います。
でも、先に、『魂のキャッシュ・ポイント』=「好きなことで受け取れるお金」「自分のワークスタイル」をデザインしたのなら、そうしてローンを契約しても、怖いことはありません。
『20年(以上)継続可能な、最高の働き方・職業』をデザインするのですから。
魂のキャッシュ・ポイントとは?
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