30代以降も、大学生の頃のように — 大好きなことをして、生きていくための『アートビジネスモデル』
20代までは、若いから許されるような働きかたも、30代以降、将来の家庭を考えた時には、現実的でなくなったりします。
また、大学生の頃からトップクラスのステージで戦ってきた人なら、(学生マジシャンや音大生などが、これに該当すると思います。)20代の前半で既に、技術としては最先端を極めることになりますから、「ありふれた仕事」に求められるレベルでは、満足できなくなってしまうのではないか?と、僕自身の経験から、予想します。
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そんな時、どんなビジネスのあり方を描くことで、「レベルの高いこと」と「お金(お客様が求めるもの)」とを上手に結びつけるか?ということを『アートビジネスモデル』として発信してきました。
まとめたものが、今回の内容となります。
𝐀𝐫𝐭 𝐁𝐮𝐬𝐢𝐧𝐞𝐬𝐬 𝐌𝐨𝐝𝐞𝐥
あなたが提供可能なサービスやコンテンツ(文章・音声・動画)を、上記キーワード別に、「 Art か Business か?」に割り振ると、最適なアート・ビジネス活動ができるというチャートになります。
詳しく解説していきます。
⒈ Art・Performance
キーワード
Encounter:出逢い
Real / Analog:リアル / アナログ
Live:生(=死・終わりがある)・対面
Physical Work:肉体労働 =「体」
Uncertainty:不確実性が高い・予測しにくい
⒉ Business・Lesson
キーワード
Profit:利益を得やすい
Online / Digital:オンライン・デジタル
Leverage:レバレッジがかかる・量産可能
Knowledge Work:知識労働 =「頭」
Stability:安定感
チャートの左側に、マジシャンの場合の具体例を示しました。
あなたの職業やサービス・レッスンなどに置き換えてください。
⒊ Magic Show
Party Magic Show:個人依頼・小規模パーティーでのマジックショー
Corporate Magic Show:企業・法人向けマジックショー(単価・売上が大きくなる傾向)
仕事の主導権が持てない『アート・パフォーマンス型サービス』
アート・パフォーマンス型サービスは、「依頼主・お客様」がその主導権を持つ傾向にあります。*
「いつ」「どこで」「どんなことを」「いくらで」やるか?
アーティスト側ではなく、依頼主に決定権がある傾向にあり、コロナ禍のような場面では、突然の仕事のキャンセルもあったのではないでしょうか?
依頼主側のスケジュールに合わせるのですから、練習・創作・仕事当日 …といった、モチベーションのデザイン・コントロールも難しいことになります。
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