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9/22の札六【22秋季リーグ戦一部二節】

9/20の第1試合(東海-札大)と9/19の第1試合(道都-大谷)がスライド、1日押しての最終日。現地観戦叶わなかった記録者を笑うかのような好ゲーム、そして、伊東佳希のノーヒットノーラン達成。最後まで目を切るなという教訓。

表彰選手、ベストナインについてはあらためて。

◇東海大学札幌キャンパス-札幌大学

□戦前評

東海勝利でAクラス、札大勝利で学園と並び2位。一節は札大獲ったが、札大の一、二節の連勝となると岩木優友の在籍時以来か。東海春王者の意地を見せるか。

□寸評

Aクラス入りを懸けての一戦。登坂、山川両エース真っ向勝負。互いに打線の状態を考えると両投手好投でのスコアレスドローは想定できた決着だったのかもしれない。互いに譲らず引き分け。札大3位、東海4位で秋終戦。

◇星槎道都大学-札幌大谷大学

□戦前評

1位、6位対戦の道都-大谷。<第三節の仮想対戦>として秋結びの一番に相応しい内容を期待。

□寸評

道都、伊東佳希がノーヒットノーラン達成。奪三振12、四死球7(四球6、死球1)と特に序盤は制球に苦しんだようだが、打者35人に140球、無安打で9回を投げ切った。『秋結びの一番に相応しい内容を期待』と書いてはいたが、このノーヒットノーランは期待をはるかに越えてくれた。

デビューとなる筈だった1年春のリーグ戦は開催自体が中止。そのなかで、OP戦での好投を見ていて、一度くらいは今日のような快挙があるかもしれないと考えていたのも事実。天晴である。

大谷も6回までは粘っていたようだが、終盤失点して敗退。伊東佳希快投に隠れてしまうが、対道都戦過去最少点差での敗戦かもしれない。

菊地、堀越適時打による得点というあたりにも秋の道都の戦い方が凝縮されている。打線中軸が揃って調子が上がり切ることなくシーズンが進む中、中軸前後で得点に絡む伏兵を多く潜ませていたのが道都であり、彼らの活躍がそのまま戦績にも繋がっていたように思う。

□伊東佳希投手に聞く

・狙っていましたか?
フォアボールばかりで全くそんな気はしませんでした。最終回はやはり狙いましたが」
・良かった球、逆にあまり良くなかった球は?
「良かったのはスプリット、良くなかったのはカットボールとストレート」
・嫌な感じがした打者は?
「飯田柊哉選手」

※飯田柊哉選手には、2四球、1四球。警戒していたことがうかがえる。


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