22秋季入替戦
10/5、連盟サイトにて対戦順が発表される。10/11(火)12(水)札幌麻生球場にて。春とは試合順が入れ替わり、1試合目で二部と三部の対戦、2試合目が一部と二部の対戦となる模様。
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2勝先勝方式、10回タイブレイク、15回引き分け再試合。
10/11追記
10/11、雨天順延が決定。前日からの雨と、当日も午前中は雨が抜けきらない予報を勘案してか、1日目が12日へスライドされる。開始時間を遅らせてでも決行するのではと予想していたのだが・・・。春の入替戦に続き、雨が入り込んでくる。
◇入替戦戦績<札幌大谷大学>
14年春三部優勝後を皮切りに、14年秋二部に昇格、そして、18年秋には北大を破って一部昇格。19年春秋いずれも入替戦の末、一部残留。5季ぶりに復活した22春の入替戦もしぶとく勝ち抜き一部に残る。二度の昇格はいずれも秋。そして、後方からの追い上げ組につき、降格の歴史を持たない大谷。この秋はどうか。
◇入替戦戦績<北翔大学>
二度の降格と一度の昇格を経験。通算4勝4敗。降格時はいずれも、順位決定敗退で入替戦行きの憂き目を見ているのが北翔。
◇小樽商科大学
12年春三部降格。このときの相手が国際であったことを確認。樽商-国際の因縁はこのときが始まりだったのか。同年秋には道工との入替戦を制して二部復帰を果たすが7回降雨コールドでの決着があった模様。14年三部時代の大谷の挑戦を跳ね返して二部残留を果たしたのが直近の入替戦。新興チームの挑戦を受ける図式はこの8年前の構図とよく似ている。
◇北海道文教大学
22年春三部リーグ初優勝を果たして入替戦へ進出。札教、岩教に連敗して二部昇格ならず。この秋、二度目の二部チャレンジ。前回の国立勢との対戦に続き、樽商~北大に次ぐ札六準ルーツ校~に挑む。
◇10/11の札六→10/12の札六
□小樽商科大学(二部6位)と北海道文教大学(三部1位)
文教が先勝、二部昇格に王手。文教は四球出塁で得た4度の好機に犠打を絡めて着実に加点。先発芝田が直球・変化球、内外角を巧みに投げ分け完投。樽商は与四球と内野守備の乱れからの失点が響き終盤追い上げも届かず。
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文教は5回を除く毎回走者を得る。合計6度の好機に4度得点。
2回:先頭打者四球→犠打で二進、安打挟んで住吉スクイズで先制。
3回:先頭打者四球→犠打で二進、二死後再び四球、住吉適時二塁打打。
4回:先頭打者死球→犠打で二進、さらに四球。ここは三振併殺(三盗死)。
6回:先頭打者四球→犠打で二進、適時失策と舘適時打。
7回:先頭打者四球、死球、犠打が安打に。千葉、奥の適時打。
8回:先頭打者死球→犠打で二進、二死後安打がつながるが、ここは無得点。
□札幌大谷大学(一部6位)と北翔大学(二部1位)
大谷9-3北翔。大谷が先勝。大谷は1-3で迎えた4回表小山、飯田の連続適時打などで5-3と逆転。大谷はその後も7回までに小刻みに加点し、逃げ切りに成功。先発伊藤が完投。北翔は序盤押し出し四球で3点得るも中盤以降攻守共に流れを失い追い上げならず。一部復帰に向けて後がなくなった。
<序盤の攻防>
1回表:大谷の攻撃。小山、飯田が連続四球。大見犠打失敗(投ゴロ、二塁封鎖)、後続倒れ無得点。北翔先発島本は制球がやや定まらないながらも、無失点で切り抜ける。★道都戦の大見
1回裏:北翔の攻撃。渡辺四球、坂野犠打成功。河野四球、竹内投内野安打、谷内空振三振。中西押し出し四球を選んで北翔が先制。島本同様、伊藤も制球に苦しみながらの立ち上がり。
2回表:大谷の攻撃、三者凡退。
2回裏:北翔の攻撃、緒方安打、瀬屑犠打失敗。渡辺見逃三振。坂野左前安打。河野三ゴロ。
3回表:大谷の攻撃、田口一ゴロ失策で出塁。小山犠打成功。飯田一邪飛で二死となるが、大見三ゴロ失策で一、三塁。佐藤適時打で1点,。
3回裏:北翔の攻撃、竹内中前安打。谷内犠打、二塁悪送球で一、二塁。中西左越ながら単打で満塁。蓬田一邪飛。緒方押し出し四球。瀬屑一邪飛。渡辺押し出し四球。坂野空振三振。大谷先発の伊藤が3回までに5四球。北翔はすべて押し出しによる得点で3点。
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序盤の攻防、流れはどちらかといえば北翔。が、畳みかけることができていないのも事実。
<中盤の攻防>
4回表:大谷の攻撃。一死から四球と失策、さらに田口の安打で好機を広げて、小山、飯田が連続適時打、さらに、大見犠飛で4点を奪い、5-3と逆転に成功。続く5回には田口適時打、6回には大見本塁打、笠原適時打で2点。7回にも二死後に適時打で1点加えて9-3とリードを広げる。4回から7回まで4イニング連続で得点。流れが完全に大谷に傾く。
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北翔は4回裏から6回裏まで1安打のみ。5回、6回は三者凡退。3回までに伊藤を捉え切れずに息を吹き返させてしまったような格好に。その後、結果的に最後の好機となる7回二死一、三塁の好機も緒方遊ゴロで追い上げならず。
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島本、太刀川、藤田と繋いだ投手戦も前述の通り、追加点を防ぐことができず。4番手中村海斗(北星学園大学附属)の好投が明日以降への光明となるか。
◇10/12の札六→10/13の札六
□北海道文教大学(三部1位)と小樽商科大学(二部6位)
樽商が勝利して対戦成績1勝1敗。最終決着は10/14の第3戦に持ち越される。
□北翔大学(二部1位)と札幌大谷大学(一部6位)
大谷が連勝して一部を死守。北翔は一部返り咲きならず。
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