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札六と道六の分岐_北海道での大学野球の始まり_その4(分岐前最後のリーグ戦)

◇「代表枠二校獲得に向け実績をつくることが重要だ」

1990年(平成2年)4月22日の北海道新聞より要旨を記す。

全日本大学野球連盟が選手権大会の代表校数を順次拡大していく方向で検討している。東北・九州などともに北海道も一校増える可能性。「シーズン途中からの実施となるが、代表枠二校獲得に向け実績をつくることが重要」と道地区大学野球連盟沼田久理事長のコメントが紹介されている。

◇秋の二リーグ分離を前にした現行制度最後の大会

1990年(平成2年)5月23の北海道新聞より要旨を記す。

全日本大学野球選手権大会の代表権をかけて開幕。道東海大、札大、道都大、道工大、函大、北学園大、いずれも優勝経験を持つ実力校が激突。昨年の春、秋の王座を分けあった札大、道東海大を軸に優勝争いか。

◇5月23日

学園 000 010 000 3
東海 011 010 000 3

函大 000 200 000 2
道都 000 000 000 0

道工 000 000 000 0
札大 031 000 000 4

◇5月24日

道都 000 001 100 2
学園 310 000 000 4

函大 200 500 000 7
札大 100 001 010 3

道工 100 001 002 4
東海 100 105 00X 7

◇5月26日

学園 000 000 000 0
道工 000 100 000 1

函大 230 000 000 1 6
東海 000 003 101 0 5

道都 033 000 000 6
札大 000 000 000 0

◇5月27日

函大 000 000 000 0
道工 000 000 01X 1

札大 000 001 013 5
学園 001 110 010 4

道都 000 000 000 0
東海 011 302 100 8

◇5月28日

函大 100 010 200 4
学園 001 400 00X 5

道都 040 000 100 5
道工 011 000 001 3

東海 000 010 170 9
札大 000 102 101 5

◇一部順位

1位:道東海大 3勝1敗1分
2位:函大 3勝2敗
3位:学園 2勝2敗1分
4位:札大 2勝3敗
4位:道都 2勝3敗
4位:道工 2勝3敗

◇二部・三部順位

二部         三部
1位:北大 4勝1敗  1位:旭教 4勝1敗
1位:学院 4勝1敗  1位:北星 4勝1敗
3位:旭大 3勝2敗  3位:酪農 3勝2敗
3位:札教 3勝2敗  4位:帯畜 2勝3敗
5位:岩教 1勝4敗  4位:北海北見 2勝3敗
6位:樽商 0勝5敗  6位:専修短大 0勝5敗

◇札六、道六へ分岐

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