2024年秋季リーグ戦前_カウントダウン企画まとめ(答え合わせ用)
■背番号30_二宮至(星槎道都大学/監督)
20年秋学園戦の岡崎逆転弾、22年秋東海戦での堀越スクイズなど、硬軟自在のタクト裁き。根底にあるのは広商、駒大、そして読売巨人軍を通し、勝負を突き詰め続けた現役時代に由来するものか。秋こそ冴えわたるか和敬静寂の指揮官
■背番号29_石井凌輔(札幌大学/内野手)
布施の次は石井と踏んでいたが麻原草太(クラーク記念国際)の加入もあり、恐らく今後も一塁に固定かと。春は初のベストナイン選出。物足りなさを感じるのは打点の少なさ。守備時もどしっと構えて内野を引き締めたい
■背番号28_山田雅衣(札幌大谷大学/外野手)
今春開幕戦、6番指名打者で初のスタメン入り。投手登録で背番号55の1年時、内野手登録となった2年時の背番号37を経て、外野一翼を担う鵜野から28を引き継いで外野手登録。デビュー時コメントは『最強になる』(instagram)
■背番号27_新谷盛飛(北海学園大学/捕手)
ポスト久保田廉太朗として存在感を示したい。本企画1日1選手を原則としたかったが、各チームの扇の要がひしめきあう27は選考に苦慮。中でも札大ゴールデンルーキー麻原草太の動向は秋の最重要着目点のひとつかと
■背番号26_大柳彩人(東海大学札幌キャンパス/外野手)
春二節、まずは代打で登場の2試合で結果を残すと、ラスト2試合ではスタートメンバーに名前を連ねた。長らく登場を期待されていたプロスペクト。今秋、外野の一角にくい込んで青嵐発生の原動力となりたい。
■背番号25_中川諒(札幌大谷大学/捕手)
新興縦縞の攻守の要。打者としては、春のチーム打点王。捕手として、雄弁なジェスチャーで投手陣を引っ張る。集大成となる秋は順位決定戦、入替戦行きを回避して「短い秋」で締め括り、来春一部へのバトンを後輩に託したい
■背番号24_下向航(北海学園大学/外野手)
初見時のインパクトを中々超え切ってくれないもどかしさ。今秋こそ学園スラッガーナンバー24にふさわしい鋭い打撃を期待したいところ。高校時代は投手、支部予選決勝では現在のチームメイト小沼快登(北海道栄)と投げ合った
■背番号23_稲村駿(札幌大学/内野手)
キビキビとグラウンドを走り回り、声を出す、ファウルフライを取り損ねると相手ベンチから程よくいじられる。割と良く打つ・・・札大三塁手のイメージ。春は近藤大翔(旭川大学)との競争で半歩遅れをとったが、秋はどうか
■背番号22_稲葉大耀(東海大学札幌キャンパス/捕手)
ごく限られた回数ながら実際に眺めたときの印象とOP戦での活躍が伝えられていたことでブレイクを期待していたが、打率4割越~影の首位打者~をマーク。秋も縦縞青嵐の攻撃陣の中心打者になるべき一人
■背番号21_佐藤爽(星槎道都大学/投手)
言わずとしれたMVP含む春4冠左腕。一方、全日本では苦いマウンドとなったが、だからこそ、その後の立て直り具合をむしろ注目。ゾーンを通過させる球質そのものとゾーンの境界線へ滑らせてバットをかわす術を見届けたい
■背番号20
影のエースとも言うべき右腕2名。札幌大谷大学鳴澤聖弥(札幌大谷)。柄目大作を押しのけて大事な一戦を預かりたい。北海学園大学小原崇寛(札幌山の手)。シュッとした球筋の投げ手が揃う学園投手陣の中で、少し毛色が異なるザラッとしたボールが魅力。
■背番号19
エース銀座と思いきや実はリーグ戦登場組が少ないネクスト枠。その中、春デビューしたのが北海道大学齋藤時広(旭川東)。二節東海戦で先発、辛めのマウンドのやり返しを期待したい。ちなみに北大の直近19は宮澤太成とダブルエースを張っていた吉丸拓実。
■背番号18
道都印南、学園木村、東海橋本、札大高松、大谷柄目、北大飯島とエースがズラリ。どの投手も見に行くべき投球を繰り広げてくれる筈だが、ここでは復活期待の札大高松昂之介(旭川永嶺)を推薦。速さ強さが同居するボールで接戦終盤を引き締める投球をぜひ
■背番号17_保田泰生(北海道大学/投手)
大麻高校出身、江別枠で推挙。今春は2試合、ごく短いイニングの登板に留まる。なかなかいいじゃんと思ったのはOP戦登板の記憶か。高校3年時支部予選の準決で小岩のいた札幌東と対戦していた模様。投げたのは現札幌大谷の曳地悠星だったが
■背番号16
リーグ戦登場組が手薄な16番・・・確かにあまり見かけない。すると、どことなく、札六っぽくない番号にも見えてくるから不思議。少し変化球で桁を入れ替えて61、東海大学札幌キャンパスの宮武星史郎を推薦。というか、そろそろ軽い番号をつけたいところだ
■背番号15_原田洸太郎(東海大学札幌キャンパス/投手)
1年時背番号なき外野手から73を経ての15番。春3戦先発で登場して2勝。縦縞投手陣の次の大黒柱として秋も大注目。札幌静修時は常谷、小飼が前後を固めた4番打者、21年夏支部予選決勝でのスリーランがいまだに鮮烈な印象
■背番号14_山森誠矢(札幌大谷大学/投手)
一度の先発機会も得た22年の秋がこれまでのベストシーズンか。札大戦の好救援(3回2/3、1安打)が光る。春は雨中の登板で苦いマウンドにはなったが、秋も丁寧に丹念に投げ込む姿を見たい。真のベストはこれからの筈
■背番号13
北海学園大学松本純平(旭川実業)東海大学札幌キャンパス水野光貴(東海大学付属市原望洋)札幌大学佐竹令(池田)札幌大谷大学曵地悠星(大麻)北海道大学齋勝輝(仙台南)いずれも投手、プロスペクト枠ですね。トリビアとしては松本純平は左投右打。
■背番号12_住吉壮野(北海学園大学/投手)
春、逆転優勝をかけた一戦のマウンドを託された。『好敵手に阻まれ続けてきた』と斉藤優汰(苫小牧中央→広島)との投げ合いなどを引き合いに高校時代から知る識者。ロマンの塊が詰まった太腿で乗り越えてくれることを期待
■背番号11_山優斗(東海大学札幌キャンパス/投手)
11は兄彰太(江別ブルーインズ)からの「継投」春リーグ戦全体での完投一番乗り、佐藤爽との息詰まる投げ合いなど奮投。縦縞エースの伝統を継承した右腕、最後の秋の姿が次代への申し送りとなるはず
■背番号10
札六キャプテンナンバー。北大大澤楽汰(札幌南)大谷大見晨藍(札幌大谷)札大佐野翔騎郎(札幌大谷)学園増田禅(北海)。春で禅譲となる東海10番の行方は開幕戦待ち。道都は既定路線で田中銀河(札幌日大)、選手宣誓に込めて円山へ放つのはどのような想いか
※9/26追記:東海大学札幌キャンパスは小田切順正
■背番号9_高橋建杜(北海道大学/外野手)
一節3戦目スタメンで札六デビュー、二節開幕の札大戦では代打で登場して同点適時打、二節唯一の勝利に貢献。以降の4試合は先発4番に定着。道都、東海戦でそれぞれ複数安打を記録。花冷えが続いた春の北大打線の中で気を吐いた
■背番号8_伊藤翼(札幌大学/外野手)
昨春トーナメント、医療戦で先制口火の適時打、岩教戦では中押しの2点適時打で4強進出貢献。春はその名の通り翼をもつ足で5盗塁。ポジション争いは激しさ増すがまずは出番を得たい。名前はフットボーラーだがもちろん札六リーガー
■背番号7_福島一茶(星槎道都大学/内野手)
春季リーグ戦首位打者、2本塁打、打点王は常谷に譲るも準三冠。札六サード問題に答えを叩きつけてくれるであろう最右翼。いよいよ迎える最後のシーズン、勝負強い打撃を発揮してくれることを期待。守備も秀逸
■背番号6_小田切順正(東海大学札幌キャンパス/内野手)
名簿では83だが6に変わった情報もありエントリー。大森瑛馬との北照コンビで縦縞二遊間を預かる。リーグ戦後も休みなくトーナメント参戦、実戦を積み重ねた。春失策4を数えたが、これはそのままチームの伸びしろと捉える(9/26追記:小田切は背番号10に変更となった)
■背番号5_水野航士朗(北海学園大学/内野手)
23秋二節1番一塁に定着も、今春は不運な負傷による離脱で最終戦のみに出場。中軸常谷、下位久保田が控える打線の切込役として1番三塁での登場が濃厚。学園の常時混雑地帯一、三塁の一角を抜け出して、飛車角になりたい
■背番号4_可児陽康(星槎道都大学/外野手)
空席続くポスト松田彪瑠(日本製鉄鹿島)を須崎亮(士別サムライブレイズ)らとの競争を経て、今春は可児が預かる。が、道都グラウンドで響かせる快音が円山ではやや物足りず。最後の秋、快音と美しい弾道を待っている
■背番号3_西正真也(札幌大学/外野手)
55を背負い続ける縦縞ゴジラの磯崎太一(北海道科学大学高)に対し、ゴジラナンバーを離れた札大ゴジラ。巧みな守備で試合の頭から出番を得て、守りから打撃へのリズムをつかみたい、そうなれば、あとはバットに火を噴かせるだけの筈
■背番号2_宮坂啓徳(北海道大学/外野手)
かつての16という野手っぽくない番号からジョーカーナンバーの2へ。学園戦で勝利を引き寄せるいやらしい働きを見せることが多い。なお、今春から左翼の守備につくケースもあり、直近遠征の七大戦では中堅にも入った模様
■背番号1_笠原陸(札幌大谷大学/外野手)
小野寺純矢、小路楓世から1を受け継ぐ。チームを窮地から救う決定的な働きをした両名。彼らの功績を踏まえ、ぜひとも、相手を逆境に追い込む躍動も期待したい、追い込まれた末の形勢逆転での見せ場ではないところで
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