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6月3日の札六ラジオ

今日は収録でお届けです。二部、三部、一部の順で行きます。

前回(5月28日)の放送後、コメントをいただきました。

岩教の佐々木選手、3安打4打点とのことでしたが、一球速報の情報が正しければ盗塁阻止数も阻止率も1位みたいですね!

ただの通りすがりさんからのコメント

■二部:振り返り

で、今日はまずその二部からです。5月31日、5月最後の日ですね。二節最終戦の3試合が行われ順位が確定しました。

1位・優勝は札幌国際大学。18年春以来、5度目の優勝。最終戦北翔との撃ち合いを制して9-8で勝利。全勝優勝は逃しましたが、9勝1敗での優勝は岩教が17年春を制したとき以来ということで、6年ぶりの好成績でのゴールです。まずはおめでとうございます。

その国際大に唯一黒星をつけた北海道文教大学が2位。7勝3敗。三部から昇格直後のシーズンで2位に食い込んできました。オープン戦の戦いぶり、戦前の予想通り、躍動しました。最終戦医療大との一戦、途中までですが、観戦したので、この模様は後程。

3位は札幌学院大学。最終戦岩教に敗れ、1試合目で文教が医療に勝利した為、文教と並んでのゴールならず。文教には一節敗れたものの、二節では投打で圧倒して借りを返していただけに、また、二部上位の常連チームとしても、悔しい結果に終わったのでは。

国際、文教に連敗スタート後、3連勝して3勝2敗で一節通過。二節初戦(医療)も勝利して4連勝。続く国際戦惜敗(2-3)するも文教、北翔に連勝。しかし、最終戦~二節巧者対決ともいえそうな~岩教との一戦を落として二節も3勝止まり。6勝4敗。惜しい。

そして3勝7敗で北翔大学と北海道教育大学岩見沢校が4位に並びました。最終的には並びましたが、沈んだのが北翔、浮上してきての4位が岩教と明暗分かれての横並びです。まずは昨年秋の優勝チームの北翔。当然、秋春連覇、さらにはその先の一部復帰を目標としていた筈ですが、厳しい結果になりました。オープン戦を見たときの感触からある程度の苦戦は予想されたものの・・・。

北翔については、もう少し細かく、別の機会に掘ってみたいと思います。インスタに投稿された以下のコメント。今の時点での、まずは雄弁な総括かと。「まだまだ」という言葉に気持ちが滲んだいい一文だなと思いました。ひとまずは、おつかれさまでした。簡単ではありませんが(むしろ状況はどんどんと難しくなりつつありますが・・・)巻き返しを期待しています。

「思うような結果は残せませんでしたが、チームで再度考え、秋季リーグ戦では一部昇格できるよう、改めて頑張っていきます。まだまだ応援よろしくお願いいたします」

https://www.instagram.com/p/Cs7O832v50x/

一方、浮上して4位に取り付いたのが岩教。7連敗後の3連勝でゴール。医療大との順位決定戦突入の可能性を孕んで臨んだ最終戦を勝利。しぶとく順位決定戦を回避。結果的には二節3勝2敗と二節巧者ぶりを発揮しました。試合をざっと振り返って見ると、圧倒的に負けたという試合は少なく、僅かの差が勝敗を左右したのではないかと思われます。が、その僅かな差を詰めていけるかが、今の位置よりさらに上を目指すときに求められるものなのかなとも思います。チームに根付いている一体感は、いつも本当にいいもんだなと感心させられます。

そして、6位が北海道医療大学です。2勝8敗。医療大の戦績は以下の通りです。

一、二節の国際戦、二節の学院戦を除くと勝負できる点差で粘ったものの、勝ち切れなかったという結果が並びます(二節5敗のうち3敗が1点差負け)。一節2勝3敗で4位通過したものの、最終的には前残りとならず、北翔と岩教に抜かれた格好となりました。

では、ここで、最終戦、1点差で惜しくも敗れた文教大戦を振り返ってみたいと思います。

惜敗した最終戦をはじめ、この春の10試合から、学びを得たとするならば、その学びの成果を示す機会は早速やってきます。そう、入替戦です。

■三部:最終日

大混戦の三部。9戦終えて、樽商、北星、札教、科学が6勝3敗で横並び。最終戦は樽商-科学、札教-北星が対戦、この2試合の勝者が優勝決定戦へ進む格好かと。一方、5位酪農は情報星槎との最終戦。勝てば単独5位、敗れると情報星槎と勝星で並ばれる。

■一部:道都も抱える?札六サード問題

一節2敗したとはいえ、基本的にはリーグ戦の行方について、主導権を手放すことはなかった道都。新たな選手の登場もあったが、大きくは今春卒業したメンバー世代の骨組みを残しつつのメンバー編成だったかと。その中で最後までメンバーが固定されなかったのが、一塁手と指名打者。まあ、ここはあえて、固定させなかったのかもしれませんが。

指名打者は一旦脇に置くとして、本稿では一塁に着目してみようと思います。一塁は長きに渡り松下壮悟が守っていました、で「この後釜は誰に?」ということになったのですが、結局ここは誰が適任か、決め手が見当たらずの試行錯誤を10試合続けていたとも言えそうです。

この状況、松下が長きに渡り一塁を守り抜いた反動で・・・とまでは申しませんが、実は松下は2年のとき一度、三塁手に挑戦しようとしていた形跡があります。

大学後を見据えて、一塁以外にも守れるようにとのチャレンジだったのかもしれません。結果的に公式戦で「三塁・松下」は実現しませんでしたが(その理由はわかりませんが)、仮に「三塁・松下」が実現していたならば、その空いた一塁に入ってくる選手が登場していた可能性もあります(で、その選手が今春、主に一塁を守ることになっていたかもしれません)。

このあたりのやり繰りが、全国大会においてどのように作用するか確認したいと思います。

昨秋神宮を逃したことで、現役メンバーは全国大会を経験していません。それだけに(一番短い途切れ方で済んだこともあり)伊東佳希・滝田一希世代が全国へ駒を進めることができ、まずは、良かったかと。注目の初戦は6月5日(月)第4試合です。

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