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第73回全日本大学野球選手権大会_監督談話(順次更新中)

※J SPORTS 配信から聞き取りの上、要旨を抜粋


◇6月10日<1回戦>中央学院大学0-1大阪商業大学

いやっ、もうね、昨日来たんで、
やっぱり今日帰るわけには
行かんってことを、
本人(鈴木豪太)に話はしたんで。
一応、連盟の代表として、
ここへ出て来てるんでね、
まあしっかり、関西六大学でゼロで抑えても、
ここへ来てゼロで抑えなかったら、
やっぱりね、連盟のね、レベルをね、
問われところもあるので。
まっ、なんとか上手いこと、
やってくれたと思いますけど。

◇6月10日<1回戦>福井工業大学3-2桐蔭横浜大学

6回二死満塁から二番手で好救援
9回も二死一、二塁を守り切った二番手藤川投手について

2年生ですけど、
毎日コツコツしっかりやっている姿が、
最後までしっかりできた。
たのもしく思ったですね。

◇6月10日<1回戦>福岡大学3-5九州産業大学

(先発の水崎)
コントロール重視、しっかり自分の
ピッチングをしてくれた。
(先制本塁打の北村)
勢いをつけてくれた。
(3安打の1番浦田)
3本ですか。しっかりと
チームの打線に勢いをつけてくれた。

共通していたキーワードは「しっかりと」と「リーグ戦同様」。

◇6月10日<1回戦>中京大学4-0日本文理大学

序盤、チャンスを作ったが、
なかなか得点できず。
その間、髙木がゼロに抑えてくれた。
これに尽きる。
次戦は相手もまだわからない。
自分たちのできる準備をしっかりしたい。

日本文理大学、髙木の前に六回二死まで無安打。バットを極端に短く持ち、ファウルで粘って、好機を誘い込む姿勢を見せたが、完封負け。昨年は初戦で中部学院大学に延長12回の末に敗退(序盤6-2とリード、7回に3点、9回に追い付かれての延長、タイブレーク突入)。2年連続1回戦で大会を去ることになる。圧倒的な好投手との対峙の仕方や、継投で粘る試合運びなど、参考になる点も多々あった。試合を終えると、昨年対戦した中部学院大学が一塁側に現れるのを見届けて、グラウンドを後にした。

◇6月10日<1回戦>星槎道都大学0-9仙台大学

(試合を終えて)
まぁ、ちょっと、
序盤・・・守りの時間も長かったので、
ちょっと、流れが嫌だなぁと
思ってたんですけど、
しっかり踏ん張ってくれて、
まぁ、ピッチャー中心の野球が
できたかな、とは思います。
(攻撃について)
うーん、まぁ、もう少しっていうところは、
もちろんあるんですけど、
当然相手があることなので、そうすべては
簡単にいかないと思うんですけれども、
まぁ、もう少し詰めて、
また、次戦に臨みたいと思います。
(先発の渡邉について)
エラーも出たりとかもしたり
しながらだったんですけど、
まぁ、しっかりチームを救ってくれていた・・・
まぁ、序盤、ちょっと、緊張もあったのか、
なにかよくわからないですけど、
もうちょっと、落ち着いているというか・・・
(次戦に向けて)
まずは、今日出てきたミスをしっかりと修正して
「自分たちの野球をいかにやれるかどうか」っていう
話になってくると思いますので、
そこをちゃんと詰めて
次戦に臨みたいと思います。

◇6月10日<1回戦>中部学院大学3-2東海大学九州キャンパス

(勝因は)
やはり、あのぅ、経験値のある4年生中心に、
今回は「勝ちに来るぞ」というような雰囲気を出してくれまして、
まっ、そういった気持ちがプレーにも出たのかな、と思います。
(試合前、理想の展開は宮島の完投)
やはり、フォアボールがなかったというところで、
本当に、彼らしいピッチングだったと思いますし、
本当に理想的な、投球だったと思います。
(昨秋、神宮大会で敗れた後、今年を越えるぞ、と)
やはり、キャプテンの森を中心に、
試合の雰囲気作りが本当に、
上手になったと思いますし、頼もしいですね。
(次は2勝目、ベスト8をかけた一戦)
一戦一戦必死に戦っていく、というような形で
やってきてここまで来ておりますので、
気持ちは変えず、岐阜でやってきたことを、
もう一回、次のゲームでもしていきたいと思います。
(あらためて今大会の意気込みを)
今年の「越える」という、そのテーマに、
少しでも近づいていくというのが、
今年のチームの目標ですので、
もう一回、この勝ったからといって、
緩めるわけではなくて、
気を引き締め直して、
もう一回、次に挑みたいと思います。

◇6月10日<1回戦>四国学院大学0-5佛教大学

先発の田中がいい具合に荒れて、
ゲームメイクしてくれた。
荒れたのが良いように働いて、
向こうが打ちあぐねてくれた。
本人もこの大会に向けて
しっかり準備してきたと思うんで、
その力が出せて、頼もしかった。

まぁ、あの打線は・・・なかなか打てないのが、
大学野球だと、いうふうに思っております。
岡野のホームラン打ってくれましたし、
伏兵の喜多なんかも何本か
ヒットを打ちましたんで、
4年生中心に頑張ったくれた。

監督として、初めて出る全国の舞台なので、
コーチ時代とは、
また少し違ったようなところはありました。
1年間、全国の舞台で活躍するために選手たちも
練習していると思うんで、
そこはすごく楽しく・・・いろいろな想いで、
感慨深かった。

(スタンドの応援)
メンバーに入れなかった選手も勿論、
学校関係者、応援団の方々、
沢山こられて・・・人数以上に
バックアップをもらっているような感じだった。

(次は一昨年敗れている上武大学)
そのときに出ていた選手も
沢山いますんで。意識しないと
言ったら嘘になってしまうんですけど。
相手がどこであれ自分たちの野球を
きちっとできるかどうか、
ここにしっかり目を向けて、
やって行けたらなと思っています。

◇6月11日<1回戦>広島経済大学2-3和歌山大学

(ゲームを終えて)
いやぁ、よく選手たちが
粘ったなぁと思いますね。
まさか・・・の展開でした。
(二番手田中輝映が好投した)
もう、きのうの夜のミーティングから
島がちょっと立ち上がり悪ければ
輝映にもうスイッチするよというのを
みんなの前で言っていましたから・・・
あそこは僕ももう腹が決まっていました。
(6回逆転)
やっぱり東京ドームの怖さというか、
二年前もうちはここでやらせて
いただきましたけど、
あの打球の見失うっていうことも・・・
我々のチームにも浸透してたことだったので、
やっぱり野球は怖いなと思いましたねぇ。
(6回1イニングで逆転)
5回までヒットが出てなかったので、
5回の中断したときに、
彼らに1本ヒットが出る時がチャンスだよと、
そこで一気に叩き込みかけようという話は、
彼らとしてたので、
ほんとによく頑張ったと思います。
(先頭打者の長打出塁が大きかった)
そうですねぇ・・・ここしばらく、
ほんとう、松田のヒットなんて
見たことなかったんですけども、
二年前も彼がタイムリー、ここで、
打っているんですね。
やっぱり、東京ドームに
合うのかなぁと思いました。
(先発の島については)
調子は悪くなかったんですけれども、
やっぱり力みというか、
広島経済さんがバットを
しっかり振ってくるので、ちょっとそこに、
ひるんだ感じがありましたね。
(創部100周年、大事な大会)
たくさんの応援もいただきましたし、
スタンドから背中を押していただいたので、
その気持ちを忘れず、
また、あした、しっかり戦いたいと思います。

6回逆転の伏線になったと思われる作戦会議。5回裏和歌山大学の攻撃中。二死後、広島経済大学の安岡が足をつり、ベンチへ一時下がったことで生まれた「間」に、好機をとらえる意思統一がはかられたか。インタビューを聞き流してしまうと、5回終了後のグラウンド整備時の会話であったかと、勘違いしそうだが、恐らくは、この場面。投打において劣勢であっても、時間と空間を最大限に活用すれば、攻守(そして最終的な得点差)で上回ることができるかもしれないという可能性を感じさせてくれる。

◇6月11日<1回戦>東日本国際大学5-1吉備国際大学

称賛と苦言の入り混じる勝利監督インタビューの振れ幅の大きさが吉備国際善戦の証。称賛は「うちのカラー」たる黒田と役者につないだ1年生山本。期待故のもどかしさが滲んだのは二番手藤井へのコメント。キビキビの吉備に「コブしてコブして」東日本が初戦を突破、ナイスゲーム。

(大逆転での初戦突破)
いやっ、まさか・・・
完全試合なんて・・・っていうのは、
もう、ありましたね。途中から、はい。
(1点を追う展開)
いやーぁ・・・本当に重い1点で。
まあ、いろいろ、こうゲーム前で想定は
するんですけど、一番最悪の展開に
持ってちゃったもんですから、
まあまあ、あー、あと、
選手のエンジンがかかるのを、
もう、鼓舞して、鼓舞して、えーっ、
いきましたけど、だいぶ遅い・・・
8回ですもんね。
(8回、代打起用が嵌った)
動かないんで。こっちから、もう、
動かすしかないなっていう、
頭でいたんですけど。

まあ、先頭は上手くいったんですが・・・
二人目のね・・・打つしか能がないのに、
指名打者の奴が、ゲッツーなんて、
あそこでねぇ、まあ、野球だから
あるんでしょうけども、
せめて、ゴロはダメでしょうっていう、
とこのタイミングで、
きれいにゲッツー、決まっちゃいましたね。
(黒田が満塁本塁打)
うちのカラーなんで、打つべき奴が・・・
もっと早くから打っといてよって、
話なんですけど。
やっぱり、こう、そういう星の下に
生まれた奴がしっかりと結果
残してくれてですね。
もう、ここしかないというところで。

また、その前につないだ、1年の山本が、
非常にいい、つなぎをしてくれて、
ちゃんと役者につないでくれたかなと、
思います。
(二番手のエース藤井)
・・・まだまだですね。はい、もうちょっと。
ちょっと、今日は重かったのかなぁ、
っていう感じですけど。
もうちょい、バッターに差し込めるように、
ボールを持っているもんですから。
ですから、もうちょい、もうちょい、
まあ、1試合経験したんで、
次、楽にいけると思います。

◇6月11日<2回戦>早稲田大学1-0大阪商業大学

まあ、ちょっとねぇ、監督の采配が
えー、グダグダした部分があったので、
次戦に向けて、ちょっと反省します。
選手はほんとによく頑張ってくれました。

(タイブレーク、先頭寺尾のつなぎが大きかった)
打席に送る前に「もう1点じゃちょっとシンドイから、
2点以上取りに行く為に、バントなんかしないから、
バスターでいくからな」と伝えていたので、
空振りしたときに、もう、どうしようかと思いましたね。
(結果右前安打)まあまあ、良かったです。

我々はね、東京六大学の代表として、選手権出てますので、
他の5校の為にも、とにかく優勝と、いうつもりで、
4つ取るというつもりで来てましたので、
今日、こういうね、シンドイ試合を経験できたので、
次の試合からは、もうちょっと楽に、試合ができると思います。

(伊藤が好投)
本当にね、11番のエースピッチャーとして、
よく投げてくれました。
ちょっと、お休みをあげます。

去年の秋、あとひとつで優勝を逃したところから、
新チーム始まってますので、彼らが、リーグ戦をとって、
なおかつ、日本一になるんだ、そういうつもりで
グラウンドで練習してますんで、なんとかね、
あと3つ勝って、彼らが喜ぶ顔を見たいと思います。

◇6月12日<2回戦>中京大学3-0中部学院大学

リーグ戦でもこれだけのイニング
投げたことないんですけども、
今日は最後まで粘って
よく投げてくれたと思います。

もともと、コントロールも
すごくいいピッチャーなんですけども、
自分の持ち味をしっかり出して、
粘り強く投げてくれたかなと
いうふうに思っています。
もともとは、継投・・・というところを
頭に入れてスタートしたんですけども、
展開みながら、本人やキャッチャーの話も聞きながら、
最後まで続投っていうところで、判断しました。

本当にいいところで長打、打ってくれたと思っていますし、
チームでも一番長打力があるバッターなので、
本当にいいところで、打ってくれたなと思います。

今年、大学開学70周年なので、その節目の年に、
先輩方の功績に少しでも追いつけるようにと、
思ってやってきましたので、すごく、こう・・・
いい結果になっているんじゃないかと思っています。
次の青山学院さんは昨年のチャンピオンなので、
しっかりと、勝負したいなと思っています。

中京大は2試合連続完封、2戦通じての与四球はわずかひとつ。初戦は10安打しての4点だが、中部学院大戦は7安打、3点本塁打による得点のみ。それを投手が中心にしっかり守る。派手さはないが、地に足がついた試合運びが大いに参考になる。

◇6月12日<2回戦>九州産業大学5-4仙台大学

(2回戦を突破)
うーん、あのぉ、当初ね、3点内の勝負なのかな、と、
そういうスコアになればね、えー勝機があるのかな
というふうに思っていたんですけど、
まぁ、ピッチャーが、よく、継投で3点内くらいに抑えてくれて、
なんとか、シーソーゲームをね、
思い通りの展開になってくれました。
(タイブレークに入り円陣)
いや、もう作戦の確認ですね、それだけだったです。
(継投について)
あのぁ、先発の大嶋がね、もう少し、
5回くらいまで頑張ってくれればなと思ったんですけど、
ちょっと、やっぱり、タイミングあっていたもんですから、
ちょっと早めの継投で
そういう考えでスイッチしました。
(10回満塁をしのいだ)
あのぉ、本当、水崎もそうなんですど、
セカンドの岩下が良くくらいついて、よくアウトにしてくれました。
(その岩下が決勝打)
いいところで打ってくれましたよね、
リーグ戦から打点王もとっていますんで、
打力はいい形になってきていると思います。
(次は早稲田大学)
はい、しっかりと、また。あの、えー、ピッチャーね、
全員でなんとか食らいついていくぞと、いうことで、
臨みたいと思います、はい。

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