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2024年春季リーグ戦_総決算号

『私自身は、白紙でありたいのだ。見慣れた日常的な物でも、一歩近づいて目を凝らせば、もう非日常的な物になり、驚きがあり、感動がある。それらを再現する行為の中に、無限の哲学を感じ、可能性を信じたいのである』

引用元:確認中

◇2023年秋季リーグ戦の振り返り

春の話に入る前にひとつ前のシーズン、
2023年秋の模様を振り返っておきます。

1位 北海学園大学
2位 星槎道都大学
3位 北海道大学
4位 東海大学札幌札幌キャンパス
5位 札幌大学
6位 札幌大谷大学

◇優勝は7勝3敗の学園、7勝中4勝が完封勝ちという盤石の投手陣で混戦から抜け出して、2021年春以来の王座奪還。二節道都との直接対決を制して優勝に大きく前進した格好だが、道都佐藤爽の立ち上がりを捕まえての先制点奪取、序盤に得たリードを帯川、髙谷の継投で守り切っていたあたりは、本稿のお題である2024年春の振り返りとのセットで捉え直すと、なかなか興味深いものがある◇二位に終わった道都。1位学園とは1勝1敗ながら大谷戦連敗が響いた。◇2022年春一部復帰後、最高順位の3位にとりついたのが北大。8戦目以降を三連勝、終盤巧者ぶりを大いに発揮した。北大に抜き去られて4位に並んだのが、東海、札大、大谷。それぞれ上位校からも勝利して、4勝6敗での横並びであった点が混戦模様の証左。ひとつひとつの星のやりとりは別として、学園・道都の上位、東海・札大・大谷の下位、こっそりひとりの北大といった並びに着地したシーズンであったという整理でも良いのかもしれない。

といった、2023年の秋を踏まえて、2024年春の大きな見通しを次に整理しておこうと思う。覇権の行方から入ると、学園の秋春連覇なるか、という点がまずは関心事。対抗一番手は道都。二強に縦縞東海の絡みを期待するも具体的な根拠は皆無で願望の域を出ず。中位、下位に目を転じて、北大のさらなる上位進出はあるか、大谷の対道都戦連勝はあるのか、など。そして、札大。北大、大谷がそれぞれに存在感を示す中、影が薄くなりつつある中、居場所を確保できるのか。だいたい、こういった点が春を眺めていく際の着目点であったと思う。

◇1位:星槎道都大学_9勝1敗

◇2位:北海学園大学_8勝2敗

◇3位:東海大学札幌キャンパス_6勝4敗

◇4位:札幌大学_3勝7敗

◇5位:札幌大谷大学_2勝8敗

◇6位:北海道大学_2勝8敗

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