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2024秋季トーナメント戦


代決札大の動向次第ながら現時点で札六今季ラストゲームとなるトーナメント戦、左の山にA、右の山にBが入った格好。代決、入替戦を挟んでの開催になる事情も含んでの配置かと。波を起こすのはどこか、波を乱すのはどこか、秋3節にして春0節のクロスボーダーマッチズ、お見逃しなきよう。

10/6
国際A-学院
東海A-北大

→秋の延長戦にして来春の第0節
10/6
学園A-北翔
科学-学園B

→まさにクロスボーダーマッチズ
10/6
道都A-札教
道都B-岩教

→教育大ツインズが道都にチャレンジ
10/6
樽商-国際B
→かつて二部で激戦を交わした盟友の再戦

◇決勝戦_東海B0-3国際A

秋のやり残しと春のやり返しに向けて完全にフルメンバーをずらりと並べて連続越境成功中の国際。22春秋、24春が準Vと実はトーナメントでもシルバーコレクター。かつ、直近春はホームで文教に敗れてのV逸。来春へ向けて越境スイングバイといきたいところ。

春はABともに4強進出を果たした縦縞東海。三遊間問題解消の糸口掴みと初優勝の二兎追走を見届けたい。準々決勝では2点本塁打を含む3打点、準決勝でも2点目となる適時打と4番小茂田の打撃が好調。晩秋の青嵐、越境を阻んでシーズンを終えたいところ。

◇2回裏から4回表までの鏡像展開

試合がまず動いたのが2回。表の東海、この回先頭の高梨がショート左への内野安打で出塁。両チーム通じて最初のヒット。が、後続断たれて東海先制ならず。その裏の国際、一死後、5番川口が四球出塁。続く6番清水が左中間を深々と破る長打、川口必死に走るもミスなく中継した東海に阻まれ本塁憤死、先制ならず。すると、直後の東海も同じような展開に。一死後、1番小河原が四球で出塁。その後二死一、二塁として打撃好調の小茂田が打席へ。ここで小茂田がレフト前へ安打を放つも、今度は国際がノーミスで中継、小河原生還を阻止。2回裏の国際、3回表の東海と、それぞれ鏡像展開で先制ならず。

3回裏の国際、先頭の8番山本が四球を選んで出塁。しかし、続く石井が犠打失敗。さらに1番海本が三塁ゴロ併殺に倒れて3人で攻撃終了。ノーアウトで走者を出すも、得点どころか、ダメージが残る攻撃終了。これで流れは東海か?と思いながら始まった4回表の攻撃。先頭の5番大柳がサード、ショート後方、ライン際へ落ちるヒットで出塁。ところが、大柳が牽制死。すると、続く溝江がライトオーバーのツーベースヒット。タラればでしかないが、チグハグな攻撃。その後、塩月、谷が倒れて、無得点。均衡崩れず。

拙攻、堅守といった感じでもないが、どっちもどっちな展開。

◇国際、4回木村の本塁打で先制

といった2回以降のやりとりがあった後、4回裏に国際が4番木村の2点本塁打で先制。一死後、3番高橋が四球で歩いた直後、バックスクリーンやや左へ木村が放り込む。国際のヒットは木村の本塁打が2本目の安打。対する東海は4回表までに4安打しながら無得点。一発での決定力をみせつけた。

◇国際、8回に佐伯適時打で追加点

この回先頭の4番木村がレフト左へ安打出塁。川口が送って一死二塁。この犠打が両チーム通じて初の犠打成功。清水倒れて二死となるも、続く佐伯が初球を叩いてレフトオーバーのタイムリーツーベース、またとないタイミングで国際が1点を追加。3-0とリードを広げる。

◇国際、初優勝を飾る

国際9回表の守りを8回からマウンドへ上がった菊池が三者凡退として反撃を封じて、初優勝。

東海は5回以降無安打。7回にエラーで、8回には四球で、それぞれ走者を出すが追い上げならず、完封負け。8回二死後に四球出塁の広瀬が4回の大柳に続いて牽制刺殺となったのも痛かった(打者が好調の小茂田だっただけに)。初優勝を逃した東海が準優勝。

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