12日夕方、自治会長Sさんが見えて「お宅の庭の一部が燃えたらしいと、お隣のHさんから聞いてね」と言われ、びっくりして見に行くと、南側の道路に面したおよそ20×60センチほどの面積に枯草の焼け跡が残っていた。前日は天気も良く、たばこのポイ捨てデモされたがと思ったが、焼け跡に吸い殻もなく、また紙の燃えカスもない。
私は朝7時、仕事で家を出た。隣のHさんがゴミ出しに行く途中にこの焼け跡を見つけたそうなので時刻としては8時前後だろう。庭の枯れ草は燃えやすい状態ではあった。狭い面積だったとはいえ、自分の家の庭が知らないうちに燃えていたと思うとすごく怖い。
警察に通報し、自治会長Sさんにも立ち会ってもらうようお願いした。しばらくすると杉山駐在所のKさんが来てくれた。事情を詳しく聞かれ、写真を撮ったり、無線で連絡のやり取りなど20分くらいだろうか、捜査というか検証が続いた。
結論として夜間から早朝にかけての時間帯で、焼け跡の様子から、どうやら故意にチャッカマンのような物で火をつけ、燃え広がる前に足で踏むなどして消化したのではないかということだった。
先月中ごろから少しずつ庭の草刈りをしている最中で、草が伸び放題というわけではなかったため、ひどく燃えるという事態には至らなかったかもしれないが、もっと土がむき出しになるくらいに刈らないといけないのかもしれない。それにしても「故意に火をつけた」というのがとても怖い。悪戯なのか何か恨みでも買っているのか判らないが、嫌な気分だ。
まだ刈り残しの個所や刈りっぱなしで片づけのできていない竹もあるので早急に作業は続けなければならないのだが、なにしろ首と腰の椎間板が悪く、長時間の作業は続けられない。
全く心配事ばかり増えて、なんてこった。なんにも悪いことしてない(と思うけど)のに。
以来、寝つきが一層悪くなり、夜中に目を覚ますと外の音が気になり、ついつい庭を見てしまう。こんな事が我が身に降りかかるとは思わなかった。