日記風に
久しぶりにぐずついた天気が続いた。
昼間でも家の中は薄暗く、鬱々とした気分になる。21日の朝、夜勤明けで帰宅すると仕事で履く靴を軽く乾燥させようと玄関先に置いておいたのをすっかり忘れてしまい、23日午後に夜勤に出るところで気付いた。幸い風もなく軒下ということもあって中がびしょ濡れを免れたが、やっぱり湿っぽく、履き心地は悪かった。
こんな天気だから自転車散歩にも行けず、仕事以外で家を出ることもなく、ただ閉じ籠ってうすぼんやりと暗い室内で時が過ぎるに任せるばかりで、ちっとも面白みのない一日を過ごす。テレビを見る気にもなれず、音楽を聴いてもせいぜい2時間で飽きてしまう。キャンバスに向かっても集中できるのは2時間程度。天気のせいかどうかわからないがここ何日か左肩甲骨の裏が重い。以前から左足、腰の左側など左下半身の具合の悪さはあったが、とうとう左上半身の不具合も出始め、鬱度は増すばかりだ。
破れかぶれというわけではないが、こういう時に限って体に悪いことばかりを重ねてしまうもので、パソコンで動画(エロではない)を見ながら昼間からポテチにビール(発泡酒)という怠惰の王道を歩むことになる。これも2時間程度で飽きてしまうと、また音楽を聴きながら体の筋を伸ばそうとストレッチを始めるが1時間も経たないうちに飽きてしまう。こんなことを繰り返してせっかくの休みを潰してしまう。どうにもならない。
まあ少し考えを変えるとこのぐずついた天気も、世の中的には乾燥しきったこの時期にお湿りを加えることも必要と気持ちを切り替える。
明けて今日、朝から青空が広がり暖かい一日となった。冬のくすんだ風景は雨上がりの湿り気を帯び色合いが鮮やか。約一週間ぶりの自転車散歩は、とてもいい気分で1時間半をのんびりと漕ぐことができた。きょうのこの暖かい陽気は再び下り坂に向かっているらしい。しかたがない。明日また夕方から夜勤だ。とりまストレッチしておこう。