荒唐無稽

「右肩が痛くてどうにもならぬ。なんとかせいっ!」と、配下の者に怒鳴りつけたところで目が覚めた。途端に左肩が痛くてどうにもならぬ、「なんとかせいっ!」と、配下の者に怒鳴りつけたい気分だった。
令和3年2月2日、延べ5時間の巡回で歩き回ったのちの夜勤明け、仮眠を取り午後2時過ぎに目が覚めたのだ。
左半身の肩、腰、膝、くるぶしは鉛でも詰め込まれたような痛みが停滞している。気分が悪い。
なんでこんな夢ばかり見るのか、歳を取ればとるほど見る夢の荒唐無稽度が増してきている。親父が徘徊するようになった時の行動の荒唐無稽ぶりと何か似ているようなところがあり、私もだんだんと父に近づいて行っているのだろうと思うと気分が重い。
それにしてもなぜ右肩だったのだろう。何故私に配下の者がいたのだろう。

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